ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで197万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
9pt
利発だが酷い痘痕の姉ふゆ。逆上せ癖で縹緻よしの妹りよ。幼くして父を亡くし、ふゆは手習師匠の手伝いに、りよは船宿の下女奉公に出された。師匠の養子で禍々しいほどに歪んだ性癖をもつ宗三郎から手籠めにされたふゆは懐妊するが、現人神と崇められる女医者と出逢い、彼女の人生は大きく変わっていく。自我に目覚めた主人公が、女の生と向き合う、時代小説の新しい扉! 第175回直木賞受賞作!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
直木賞受賞作。痘痕のふゆが尚三郎に孕まされ、カリスマ女医のおこまさまの弟子になり、おこま様を凌ぐおふゆさまになる。妹のりよ、ほの、つる、かめ…キャラクターの豊かさと、女性が書く女性の性が朝倉さんらしい。尚三郎の顛末と双子への采配にふゆの成長が感じられる。
貴重な読書仲間の一人が娘なんだけど、この小説はちょっと勧めにくいかな。 ただ、容姿とか、世にいう能力とかでなく、周りの人に、それぞれ持って生まれた味を認めて、生きる生き方を実現させれる場をつくり得た「ふゆ」の生き様を読んで欲しくは、あるかな。
「けんぐぁい」ってケータイに関わること以外に想像できなくなっていた、 想像力をなくした現代人の自分に向けられた荒々しい衝撃作。 題名とサブタイトル数ページからは想像のつかない物語だった。 時代劇の中、主人公の女の子の数奇とも思える人生についてのお話。 それなのに、イマジナリーな空想のウニコーンのお...続きを読むかげで 重苦しい話がどこか御伽噺にも読めてくる。 少し話が変わるかもしれないが、 私は直木賞の受賞作を毎回読むようになって早6年。 毎回作品を読む度に喜怒哀楽に恵まれて、 その上で想像しきれないほどの文章の多彩さに驚くばかり。 今作もまた同じような気持ちになったけれど、 こんな気持ちにさせてくれるならば、出来ればもっと 他の候補作も読みたいと思っている。 けれど時間的には余裕はないから毎度それは断念。 そのかわり(代わりとは言えないかもしれないけど) 受賞作には、本当に、心の底から楽しませて頂いています。
病がちな身には沁み入ることばたち。 手習い師匠の重右衛門がおふゆに「..おふゆの黒珠(くろだま)のうちには尋常ならざるモノが棲んでおる。目をつむり、濡れた翼か足をたたんでおる。・・尋常と呼ばれるものの搾り汁て拵えた黒珠のうちに、尋常ならざるものが棲むとは如何なる道理ぞ。」21頁 妹のりよが姉の...続きを読むふゆに「ふうちゃんのここにゃあ真白と眞黑があるんじゃほい、・・白はしいぜんってやつだなきっと。で、黒は悪気・・・」29頁 ほのがふゆに「・・一生ってきっと籤引きの連続なのよ。双六にたとえる人が多いけど、あたしは断然籤引きのほうが人生の本質をとらえてると思うわ。籤引きに始まり籤引きに終わる、それがひとの一生なの。何なら生まれる前からよ。」51頁 これもほのがふゆに「興味深いのは籤引きの当たり外れと、果報無果報の割り振りが一致するわけじゃないってことなの。当たりを引いたと思ったら、のちのち無果報、しまった外れだと思ったら果報が待ってる、みたようなのね。それをあたしは『一の裏は六の置きて』と名づけました。『禍福は糾える縄のごとしの掟』でもいいけど、長いし、なんだか粋じゃないというか、『一の裏は六の掟』に比べると、ブイブイした感じが足りないんだもの』」54頁
直木賞受賞と表紙のインパクトでつい買ってしまった。酷い痘痕のふゆと、のぼせ癖のある妹のりよ。幼くして2人は家から出される。かなり歪んだ性癖の宗三郎に手籠めにされ、子を孕んでしまう。なかなか読み応えがあった。この時代に女性がここまで自立できるのはすごいと思う。
江戸時代のシスターフッド小説!女性の人生が男によって好き勝手される理不尽さに憤りを感じながらも、陰鬱すぎず、逆境にも関わらず自分の足で立とうとする女性陣に共感した!寄る辺ないフリークスたちが肩を寄せあい孤独と愛を分かち合う雰囲気はスタージョンの「人間以上」やキャサリン・ダンの「異形の愛」を思い出すと...続きを読むころもあった(両方とも偏愛レベルで好き) 表紙のイラストはウニコール??
第175回直木賞受賞作品 朝倉かすみさんの初時代小説。 装画は、一瞬手に取るのをためらうくらいインパクトがあった。古代中国の伝説に由来する神獣、白沢(はくたく)。麒麟や鳳凰と並ぶ演技のよいもので、日本では江戸時代に病魔よけとして人気があったらしい。 小説の半分くらいまでは、私は何を読んでいるんだ...続きを読むろうという感じがした。利発だが全身痘痕(あばた)のある“ふゆ„を始め「けんぐぁい」(圏外)にいる女たちが受けるひどい仕打ちに声も出ない感じだった。表向きはけんないにいる“ほの„と、いかれた性癖の持ち主の宗三郎の言い分はあまりにもひとりよがりで、この先どうなるんだろうと思いつつ読み進めた。 後半、“ふゆ„があるきっかけで現人神と呼ばれている“おこまさま„の跡継ぎとして、産医となる。この辺りからは読みやすかった。「生まれ直させてもらった 」“ふゆ„と同じく「けんぐぁい」にいた女たちの笑顔も目に浮かぶようだった。 最後の“ふゆ„の決断は、今までの自分の生きかたを全て自分で選んだものではないということを示したい気持ちの表れだったように思う。「けんぐぁい」として生きてきた“ふゆ„に気持ちの落としどころができたのが救いのように感じた。 朝倉かすみさんが書きたかった時代小説は、ものすごくインパクトがあった。渾身の力で書かれたんだろうなと思える作品だった。 〈目次〉 第一章 ウニコール 第二章 りんぼ 第三章 ガストホイス 第四章 くゎいぶつ
直木賞候補になっていたので、読んだ、 この人の文体は、擬態語と繰り返しが多く、馴染めばするする読める。 タイトルと表紙からは、全く内容が想像つかないが、江戸時代の特性ゆえに生きづらかった人々の話だった。 描写もかなりキツイ部分があるが、この作家にしか書けない物語であることは確かで、読みごたえがある。
パワー系小説と言ったらいいのか、濁流のように押し寄せるドロドロを独特の文体で調子よく、口上のようにいいテンポで投げつけてくる。だからしつこいなあって内容もすんなり読まされてしまう(が、こういう感じ方や世界がダメな人はまったくダメだろうけど)。章と章の間の場面転換があっさりすぎなのはちょっと物足りなか...続きを読むったけど、一気読み必至の一冊。
痘痕を抱えた主人公の、自分という存在を許すために泥臭くとも這いつくばって奔走する、人生の捉え方を描いた物語。 江戸ならではの考え方もあり生々しい場面も多かったけれど、弱い立場に立たされている女性達の強さが際立っていた
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
けんぐゎい
新刊情報をお知らせします。
朝倉かすみ
フォロー機能について
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
小説・文芸
少しだけ、おともだち
がんばれ、おめでとう、ありがとう
乙女の家(新潮文庫)
玩具の言い分
棺桶も花もいらない
感応連鎖
肝、焼ける
恋に焦がれて吉田の上京
「朝倉かすみ」のこれもおすすめ一覧へ
みんなの公開リストをもっと見る
一覧 >>
▲けんぐゎい ページトップヘ