ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで188万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
7pt
日雇い派遣、早期退職、天涯孤独、シングルマザー… 幸せかどうか分からないけど、生まれてきたから生きている 明日への諦念と今日への執念を抱える人々の生きざま
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
長塚節とかプロレタリア文学とかからの距離は100年分の死ななくなった分なのかもしれない。諦念とか執念とかいう言葉との距離かもしれない。非常用持ちだし袋が一番と思った。どれがよかったか聞いてみると、その人らしさが出る気がする。
どの短編にもコロナ禍は出てくるのだけれどそんな話ではなく、どの主人公も人生順調ではないけれど決してそんな話ではなく。ただ目の前の道を進むのみ。とても良かった。 「令和枯れすすき」 「ドトールにて」 「もう充分マジで」 「非常用持ちだし袋」 「みんな夢のなか」
5話のどの話も面白かったがその中でも「令和枯れすすき」は、ホラーで特に好き。これを読んだ直後は、小川洋子ぽいと思ってしまった。(小川洋子のファンですが、ずいぶんと長い間読んでいません)しかし、2話からはイヤイヤそんなことは全くないなと改めた。 「非常用持ち出し袋」も好き。この家族が愛おしいし主人公が...続きを読む愛おしい。 それから、発行者がU-NEXTなのにはビックリした。紙も出しているとは。
葬式とかお墓とかって、よくよく考えたら、死んでしまった後のことだから、どうでもいいか。 今や明日の幸せが大事かな
しょっちゅう小説を読んでいると、こうなればこう感じてこう行動する、みたいな定型、クリシェによく出会う。少しずつ表現を工夫して変化をつけても、どっかで読んだな〜と思うときがある。でもこの短編集には、予想に裏切られどう展開するのか全く見えない新奇さがある(特に『もう十分マジで』)。だから時間を費やして消...続きを読む費した以上の果実を手にした感じがある。結局コロナ禍って前代未聞の経験を私たちみんなに与えたのだなと実感する。細部がとってもリアルで、どうやって資料集めしているのだろうか。軽いトーンで書かれていても、内容はずっしり重たかったりして、不穏な時代の空気を反映しているようだ。
5篇の短編集。 特に好きだったのは『令和枯れすすき』と『非常用持ち出し袋』の2篇。 『令和枯れすすき』はシニアの派遣労働者の「わたし」が主人公です。コロナ禍で仕事を首になった主人公は、日雇い派遣で働くことになります。毎週金曜日に派遣事務所から現金で給料を受け取るのですが、いつも事務所に周りから浮い...続きを読むているひとりの女性がいることに気づきます─── 老人に対する世の中の冷たい眼差しをこれでもかと突きつけてくる小説でした。 ひとは老化とか貧困、病気から目を逸らしたいものなんだろうな…と思いながらも苦しくて堪らなくなります。 自分の中にある、自分でも気づいていなかった老人への差別心にも気付かされました。 今までぼんやり「老人」と、ひとまとめに見ていたひとたちの姿が一人一人個性を持った姿として見えてきたとき、自分がその中のひとりになっていることに気づく描写には身につまされるものがありました。そうだなぁ、そうやって、自分も老人になっていくんだろうなぁと。 胸がギュッと締め付けられるような作品でした。
5つの短編集。 表題の「棺桶も花もいらない」がつけられたものは5編にはないけれど、言い得て妙なネーミングだ。 どれも廃退的なイメージを纏っているけれど、何故かシュールで後味は悪くない。 「ドトールにて」がいちばんのお気に入り。 落語のオチのようで、ちょっとしたホラーでもあり(笑) そして、最後...続きを読むの「みんな夢の中」にまた出てくるところが絶妙だ。
3.5 人生にはいろんなことが起こるが、幸せか不幸せが周りが判断するべきではないと伝える短編集。酷くブスと凄く美人以外はみんな普通と言う考え方は笑った。何が起きても生きていくしかないよというメッセージ。
「平場の月」が評判?の著者のコロナ禍前後を描いた短編集。なんとも言えない不穏な空気とピリピリした緊張感が漂う中で、いろんな形の家族(親子)の生活が続いていく。 今村夏子の初期短編小説に似た雰囲気を感じたな。 3.4
U-NEXT。とちゅうから、オーディブル。著者らしい、独特の文体、視点の短篇集。コロナ禍で、人生が狂ってしまった人たちの話。とにかく『令和かれすすき』が衝撃すぎて。 日雇いの派遣で働く、独り身の、まあまあのおばあさん。悲しみしかない細かい一人語りが続く。「つっとのおうち」のことを話すあの人との交流...続きを読む。あの人は誰なのか、なんなのか、よくわからず、しょっちゅう脱線して半生を語るおばあさんに、読むのつらいな、と、いらいらしていたら、ラストに戦慄が走った。ネタバレはやめときます。なんだかもう。こんなのって、ありかな。つらいな。 『ドトールにて』介護をしてきた母、妻をそれぞれ最近亡くした中年のおっさん二人が、ドトールで待ち合わせてくっちゃべる。『もう充分マジで』大学受験を失敗した男の人生。『非常用持ちだし袋』高校中退で肉体労働をして家族を養っていた男が、体を壊して退職。中三の娘は、読書家の弟のため、高校へ行かない選択をする。『みんな夢のなか』夫の浮気で離婚後、その子供を産んだシングルマザーが、コロナ禍で少し交流のあったママ友と、偶然再会する。 『非常用持ちだし袋』の「男を立てろ」ということを、冗談ぽくではあるが、家族に強いている父が、絶妙に嫌だった。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
棺桶も花もいらない
新刊情報をお知らせします。
朝倉かすみ
フォロー機能について
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
小説・文芸
けんぐゎい
平場の月
田村はまだか
試し読み
乙女の家(新潮文庫)
玩具の言い分
感応連鎖
がんばれ、おめでとう、ありがとう
肝、焼ける
「朝倉かすみ」のこれもおすすめ一覧へ
みんなの公開リストをもっと見る
一覧 >>
▲棺桶も花もいらない ページトップヘ