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「経営とは、こんなにも不格好なものか。だけどそのぶん、おもしろい。最高に」―。なにもそこまで全部やらかさなくてもという失敗のフルコース、悪戦苦闘の連続を、創業者が初めて明らかにする。
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Posted by ブクログ
読み物として大変面白く、どんどんページをめくり、あっという間に読み終えてしまった。 南場さんのユニークさ・胆力・情熱に魅了された1冊でした。経営者の心の内側をここまでリアルに曝けだした本も珍しいのでは。 個人的刺さったのは、経営者は選択肢が正しいかではなく、正しい選択にするための胆力が必要だという言...続きを読む葉。※文中では少し違った表現だったかもしれない
南場さんは、人を大事にする方だなと読んで思いました。上下関係なく、対等に接し、自分の気持ちを尊重し、他人を信用し、なかなか出来ないことだと思う。南場さんの凄みであり、魅力ですね。 また、知的好奇心の探究をやめないところも南場さんらしい。
新しい会社が立ち上がっていく様子は、読んでいる私までもハラハラドキドキで一気に読めた。この文書を読んでいるだけで、著者である南場氏は目の前にいる人を自分事として巻き込んでいくのが上手な人なのだろうと感じた。いいことも悪いことも、運がいい、仕方がなかったでは片付けられないほどの色々あっただろうけど、そ...続きを読むれを飲み込んで前向きでいる潔さに元気づけられる。
もう10年以上前に出版された本ですが、いまだに書店に平積みされているところも多いです。巻末を見ると17刷と書かれており、多くの人に読まれていることが伺えます。 長いこと読まれている理由を考えてはいるのですが、おそらくそれは経営者として、もしくは組織を引っ張る人としての悩みや失敗が、本当に等身大で書...続きを読むかれているところにあると思います。 この本のタイトル通りではありますが、本書には『私すごい』『私えらい』という鼻につくような自慢話は一切ありません。それどころか、社員や周りの人への敬意や感謝に満ちています。読んでいて気持ちが良い本です。 また、単にストーリーの羅列のみに終始しているのではなく、大事にしているモットーや考え方など、経営者としての面もうかがえます。大なり小なり組織を率いるリーダーにとっても、きっと多くのヒントが得られます。 単なるエッセーでもなければ自己啓発書でももちろんなく、堅苦しい経営指南書やビジネス書でもありません。そいういう意味では不思議な本ですが、読後にこの本から得られるコトバやエッセンスは心に染み入ります。自分も取り込んで今後大事にしたい、そう思わせる本でした。 高校生や社会人まで、色々な人にお勧めします。
DeNAの生みの親南場さんの本。 マッキンゼーから独立して起業し成長させて…とさぞかし輝かしいストーリーが並ぶのかと思いきや、数々の失敗談がオープンに書かれていて良い意味で予想外。 素晴らしい経営者はどこまで行っても謙虚さを忘れずにいる印象だが、まさに南場さんのストレートで謙虚なお人柄がよく伝わっ...続きを読むてくる一冊だった。 失敗や難しい局面で何を大切にし、どのように決断されたのか、驕らずに向き合うことの大事さを痛感した。
いやー、面白かった。 赤字から黒字で許される存在になったところはまさに涙がでました。 社長は一瞬で物事を破壊出来る。まさにそれ。 選んた選択肢を正しくする。ガツンと来ました。 ありがとうございました。
起業に関するノウハウ本を読むより本書を読む方がよっぽどタメになる。国内最高の起業のバイブルと言っていい。 DeNAを起業した南場さん。これまで思っていた人物像をひっくり返された。マッキンゼーのパートナーにまでなり、ハーバードビジネススクールMBAといった肩書から想像されるのは日本トップクラスの秀才...続きを読むだが、本書で書かれているエピソードはそうしたイメージを覆すような泥臭さ、そして胆力に富んだ優れた起業家という実像である。 書中、経営をアドバイスするコンサルタントと実際の経営の違いについて度々書かれているが、その両方を知る著者だからこそ書ける内容である。タイトルにもあるように、実際の起業と経営は決してスマートなものではなく予期せぬ事態に幾度となく直面する。賢いコンサル出身の著者ですら創業当初からそうした波乱続きであり、何度と無く訪れる危機を何とか乗り越えてきた事が描かれている。通常はこうした自伝は成功談が中心となり自慢話のような本になりがちだが、そうした要素は殆ど書かれておらず、冒頭の序文に書かれている「失敗のフルコース」という言葉がしっくりくるドタバタ劇が赤裸々に綴られている。こうした話は普通はなかなか世に出ることがないので、起業を志す人であれば絶対に読んだほうがいいだろう。 印象的だったのは、起業当初に外部に委託したプログラムが全く制作されていなかった事態に直面した話。著者も自身の経営者としての責任を早々に認めているが、このような詐欺のような業者にあたることはスタートアップでは珍しい話ではない事は評者も経験しているのでよく分かる。嘘やデマカセでスタートアップ企業をカモにする会社は沢山存在するものである。 また、起業当初からパートナーとなってくれたソニーからも手痛い仕打ちを受けている。資金繰りを何とかするために南場さんが個人で会社に融資をした事がデューデリジェンスに書かれている事と反するなどと先方の法務担当者に言いがかりをつけられたという。よくある話で、大枠の合意がなされたあとは大企業の社員があとからやってきて事務作業に取り掛かるが、面倒な言いがかりをつけてきて合意そのものを破たんに追いやろうとするような動きも出てくる。同じく評者にも身に覚えのある話である。世の中、ウソを付くやつや足を引っ張るやつで溢れているのが実情であり、資金力やリソース乏しいスタートアップはそうした勢力に対抗するには非力なのである。 また、南場さんから社長を引き継いだ守安氏が何かのパーティーのスピーチで上場準備をしていた時期の金融機関の連中は皆クソだと言っていた事が紹介されていたが、これも大いに分かるし共感する。
今や球団を持つまでに成長したDeNAが設立されたのが1999年。創業25年で今の規模まで成長した会社の創業期の生々しい話が描かれています。 南場さん曰く、会社をコンサルする側だった頃は好き勝手言っていたけど、自分で会社を経営してみたらやってみたらとんでもなかったそうです。 "知っている&q...続きを読むuot;"わかっている"と"できる"ことには大きな隔たりがあることを、体験を持って伝えてくださってくれる、起業する時には読んだ方が良い本です。
DNAの創業者の自伝。 フィクション小説めいた感じで、入り口は敷居低く読んだ。 もともと手に取ったきっかけは、「プロジェクトを外注したはいいが、実際は全く進んでいなかったので気づけなかった」と言うエピソードから。 読み始めるまで、創業者の南場氏はもともと戦略系コンサル出身で、そこから創業したい...続きを読むうことを知らなかった。 このような経験がある方だったが、コンサル時代の経験が足かせになったエピソードが出てきて興味深い。 例えば、どの選択肢を取るべきかと考える時に、比較表を作ったがばっかりに、後から出てくる壁にあたったときに、あっちのほうにしとけばよかったかなぁと気持ちが揺らいでしまうこと。 ひとにすすめるときの考え方と、自分が決断出すときの考え方が全く違うということ。 キャッシュフローの重要さ、特に自分の財布になってしまったかばっかりに判断基準がこれまた変わってしまう。また大企業の時の感覚とは違う。 など。 共感できるところは多々あるのだが、簡単にまねできる生き方でもないなと。 ただまた読み直したい。
南場さん執筆のDeNAの創業からこれまで、そしてこれからについてを赤裸々に綴った本書。 南場さんの使う言葉の表現や言い回しがすごく好きだなと率直に。やはり、すざらしい起業家の方は人を惹きつける力がある。 最後の星の例えからの一節はとても良い終わり方だった。すごく好きな表現で、自分もこんな人をワクワ...続きを読むクさせられるような文を綴ってみたいなという気持ちにさせられると同時に、こんな素晴らしい想いを持って働くことの大切さを感じた。 DeNAのストーリーは非常に面白かったが、個人的には第7章の「人と組織」についての章は、学びという面では、非常に多くあったように思う。 ある種あたりまえだよね、ということも南場さんから綴られるとやっぱりそうかと自分の中で答え合わせができる部分も多くあったし、DeNAの強みである人材の質の所以についてが、よく分かる章なのではないだろうか。 いずれにせよ、人生で大切にしておきたい本の一つになった。 折に触れてまた読み返せたらなと思う。
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南場智子
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