徳川家康 トクチョンカガン

徳川家康 トクチョンカガン

748円 (税込)

3pt

3.7

誰にも分らぬ天下人の正体とは? 柳生、真田、朝鮮忍者らの死闘! ――16世紀末、豊臣秀吉率いる日本軍が朝鮮半島を侵攻した。朝鮮の義勇軍に参戦していた僧兵・元信(ウォンシン)は日本兵に捕えられるが、処刑されず鉄仮面を被せられ、日本に連行される。捕虜となった元信は身も心も「日本人」になるよう教育を受けて――朝鮮出兵で、関ヶ原の戦い、大坂の陣で何があったのか。透徹した歴史眼と壮大な奇想力で描く傑作時代エンターテインメント!

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徳川家康 トクチョンカガン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年02月11日

     荒山徹 著「徳川家康トクチョンカガン」を読みました。

     朝鮮の義勇軍に参戦していた元信は、豊臣秀吉率いる日本軍に捕らえられ、徳川家康の影武者に仕立て上げられる。豊臣に恨みを抱く元信は、怪しげな朝鮮忍者を駆使して豊臣滅亡をもくろむ。関ヶ原の戦いや大阪の陣の裏で一体何が起きたのか。そして、徳川秀忠...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月17日

    かなり大胆な話しを“軸”にしながら、所謂“時代伝奇”、「妖しいモノを含むアクションが入って来る時代劇エンターテイメント」として綴られている。なかなかに愉しい…

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    Posted by ブクログ 2013年01月06日

    無茶な設定でもこういう脚色も割りきって読めばそれなりに愉しいからよいのではないでしょうか。映画とかにしたら面白いかも。

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    Posted by ブクログ 2012年12月03日

    設定に多少無理があるが、軽い読み物としては楽しめた。最後のオチは、冷やっとする落語のオチ見たいで良い。

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    Posted by ブクログ 2012年11月27日

    面白い伝奇小説。ここまで奇想天外であると、軽い読み物としては、つい引き込まれました。でも、設定が奇抜すぎて、共感出来ません。あり得ないですよ(笑)
    決して、隆慶一郎氏の名作、影武者徳川家康と一緒にして欲しくないと思います。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年02月16日

    荒山徹の小説は初めて。

    徳川家康の影武者を主人公とした小説と言えば、言わずもがなの時代小説傑作中の傑作、隆慶一郎「影武者徳川家康」を思い出すのだが、本作はあの名作に果敢に挑んいる本歌取り的作品。善悪の立場を反対にし、家康の影武者をまさかの文禄の役の捕虜とするという離れ業を放ってくる。

    小説自体も...続きを読む

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