ネタバレ
Posted by ブクログ
2012年11月06日
家を買うというということに、少し否定的な感情を持っていた私にとって、「もっと割り切って、建て替え、住み替えを一度はする、という前提で住宅選びをした方が現実的」という考え方はストンと納得できるものだった。
背伸びをして高い家を買って一生そこに住むというのは、家族構成が変わったり、もしかしたら仕事が...続きを読む変わる今の時代では、あまり納得できない。
住宅ローンを払うために懸命に働いているのは馬鹿らしいという人もいるが、それ以上に、一つの土地に縛りつけられるような感覚が苦手。夏と冬で着替えるように、住み替えが自由にできたらいいと思っている。それが可能になるような住宅政策とはどんなものかと、この本をヒントにぼんやり考えている。