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皇室とは何か? 天皇とはどのような存在なのか? 三種の神器が象徴するものとは? そして、皇室断絶を目論む勢力と「戦後日本の病理」とは? 世界最長を誇る日本の王家の存在意義と、現代社会が直面する皇位継承の危機を、竹田恒泰が語り明かす!
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Posted by ブクログ
本書を通して改めて考えさせられるのは、 日本とは、天皇陛下が「しらす」国であるという、この国固有の国家観である。 それは権力によって統治する「うしはく」国ではなく、民の上に立ち、民の声に耳を澄ませ、国の安寧を祈り続ける存在によって支えられてきた国のかたちだ。 天皇と皇族は、政治を動かす主体ではない...続きを読む。 しかし、だからこそ日本は、権力闘争の中心に王を置かず、長い歴史の中で国の連続性を保つことができた。本書は、その特異性を感情論ではなく、 制度と歴史の積み重ねとして静かに示している。 保守的な視点に立てば、 天皇制の本質は「統治」ではなく「統合」にある。 天皇陛下がしらすということは、命令することではなく、国民とともに時代を引き受けるということだ。 災害や戦後の混乱、社会の分断の中で、 天皇の存在が常に国民の精神的支柱であり続けた理由も、ここにある。 また本書は、皇族が決して特権的な自由を持つ存在ではなく、むしろ私的な選択を大きく制限されながら、 公のために生きてきた存在であることを丁寧に描く。 その姿は、「個人の自由」を最優先とする現代社会とは対照的だが、日本という国の在り方を体現してきた生の形でもある。 日本が日本であり続けるとはどういうことか。 それは制度の是非を超えて、この国がどのような精神的基盤の上に成り立ってきたのかを理解することでもある。 本書は、天皇陛下がしらす国・日本という根本を見つめ直すための、静かで誠実な一冊だ。
とても勉強になる。日本が日本である所以は天皇がいるからであり、僕らが日本人と名乗っていられるのは今もなお天皇が存在し続けているからだ。と思わされた。 天皇制を否定してしまうと日本という国を否定することに繋がってしまうし、男系男子で天皇が続いているからこそ僕たち日本人は違和感なく受け入れることができる...続きを読む。 女系男子が仮に天皇になると、その人を天皇と認めない者が必ず現れるというのはとても共感できた。 長い歴史の中で紡がれてきた代々天皇によってより存在は抽象化され、複雑になり言葉にできない存在となることでもっと自分らしく深く知っていきたいと思わされた。 この本を読んで天皇陛下の深い深い日本への思いを感じることができ、もっと知っていきたいと思った。
前半はとても勉強になりました。後半はかなり個別に細かい話となってきましたので、少ししんどくなりました。
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