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Posted by ブクログ
団野村といえば、そうです。あの野茂英雄を
メジャーリーグへ送り出した代理人です。
野茂氏が近鉄バファローズと交渉を行なっていた1994年のオフに、その傍らにいたのが団氏です。
当時は代理人と言われても、ほとんどの日本人は
「フィールドから契約へ エージェント人生34年 交渉の記録何それ?」「なんか怪しい人間に野茂は洗脳
されているのか?」という印象しか抱かなかった
はずです。
その後日本のプロ野球に代理人制度がもたらされる
のは2000年なのですから、当然といえば当然
なのかもしれないです。
しかし現在でも代理人というものが、どういう
立場でどういう仕事をしてるのかを正確に把握して
いる人は少ないと思います。
この本では過去に海を渡ったメジャーリーガーの
代理人としての交渉録だけではなく、団氏が代理人
としてどのような思想を持って、代理人ビジネスを
こなしていたかを理解することができます。
何でもかんでもメジャー流がいいと言い切れ
ません。ただ、プレーヤーは所属球団とは契約上
対等であるべき、というのがメジャー流の考え
です。
ひと昔前の日本のプロ野球はプレーヤーの立場
どころか、球団そのものさえもオーナーの裁量に
委ねられていました。
この「契約上、対等あるべき」という点を日本人
プレーヤーは忘れてはいけない、と団氏は強く
主張しています。
今後のMLBへ渡る日本人プレーヤーは続くと
思います。その時「代理人は誰だろう」という点が
気になるきっかけとなる一冊です。
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