ブリタニア列王史 ――アーサー王ロマンス原拠の書

ブリタニア列王史 ――アーサー王ロマンス原拠の書

中世ヨーロッパを代表する騎士道物語として愛され、今日でも様々な文化芸術に大きな影響を与えつづけるアーサー王物語。その起点をなすのが本書『ブリタニア列王史』であり、『アエネーイス』の主人公であるアエネアースの子孫ブルートゥスが紀元前12世紀にブリタニア王国を建設してから、ブリトン人が追放されサクソン人による支配がはじまるまでの二千年近くに及ぶ歴史がダイナミックに物語られる。本書を通じてその生涯や事績がはじめて体系化されることとなったアーサー(アルトゥールス)王や魔術師マーリン(メルリヌス)らの活躍が鮮烈な印象を残す、ロマンス文学の先駆的古典。

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ブリタニア列王史 ――アーサー王ロマンス原拠の書 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    出版社の販売ページにもあるように「壮大な偽史」ではあるものの、アーサー王物語として知っているエピソードの基本は出てくるし、自国の権威付けとして、古くから遡って王とその統治についてまとめあげられた熱量がすごい。物語として楽しむのなら、出てくる人たちの名前で別の作品を探した方がいいと思う。ひとつひとつの

    0
    2025年10月06日

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