憲法の学校 親権、校則、いじめ、PTA――「子どものため」を考える

憲法の学校 親権、校則、いじめ、PTA――「子どものため」を考える

1,925円 (税込)

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4.0

【人生の入口でこそ「使える」法的発想】
校則に法的な拘束力はない/新民法で共同親権を持つ別居親が修学旅行をキャンセルできる?/PTAへの強制入会は無効――
学校や家庭など特殊な閉鎖空間で起きる複雑なトラブルこそ、「権利」の原則が詰まった憲法に立ち返ることで道筋が見えてくる!
2児の父として悪戦苦闘する憲法学者が、学校や家庭といった閉鎖空間で「教育」の名を借りて子どもに迫る暴力を見抜く。
教育社会学者・内田良氏との特別対談を収録。

「法的発想には、人を公平に扱うためのノウハウが詰まっている。」
「テストというものは、実は「法の支配」の極致なんです。解答があって、答え合わせをする以上、性質的に明文化されざるを得ない。」
「双方向・探求型授業って、優劣をつけて評価することが非常に難しいんです。学生の評価が恣意的になる危険性が常にある。」
「教師や保護者によるいじめの加担は、いじめ防止対策推進法の定義に入っていない。ここは条文の欠陥だと思っています。」
※巻末特別対談より抜粋

【目次】
はじめに なぜ憲法から考えるのか?
日本国憲法(抄)
第一章 親の権利はどこまでか―― 親権、PTA
第二章 「学校」は何を果たすべきか
第三章 誰が教育内容を決めるのか―― 校則、制服、教科書
第四章 学校を「安全」な場所にするために―― 給食、いじめ
補論 男女別学・男女別定員制と平等権
特別対談 「法的発想」で「子どものため」を見つめ直す
内田良(教育社会学者)
おわりに
主要参考文献一覧

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    Posted by ブクログ


    気鋭の憲法学者木村草太氏が、共同親権、PTA、校則、制服、教科書、給食、いじめ、男女といった、
    教育、学校にまつわるテーマに対し、憲法の視点からズバっと斬る

    てなところだろうか。
    だからこの本、憲法「の」学校 というのは中途半端な表現。
    憲法に書かれている学校 くらいな意味の「の」だ。
    ふつうは

    0
    2025年06月20日

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