とっておきの論理を、君と。 -デルタとガンマの理学部ノート3-
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とっておきの論理を、君と。 -デルタとガンマの理学部ノート3-

ラノベ
858円 (税込)
429円 (税込) 10月17日まで

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4.8

夏休みを前にして、「理学部オリ」の開催が宣言される。
それは物理部・化学部・生物部、各部活から選ばれた精鋭たちが、科学知識と頭脳を駆使し、街を駆け回り競い合う、綱長井高校理学部の恒例行事。
なみいる強敵たちとともに、生物部からは出田と岩間が選ばれた。

「この夏は、一緒に駆け抜けようね!」

しかし出田には懸念があった。親睦を深めるためのイベントの裏で、彼らの青春を傷つけかねない想定外の「事件」が進行していたのだ。
友人たちを、そして岩間を守るため。理学部オリを無事成功させるべく、出田は秘密を共有する仲間とともに立ち上がる――。

「私たちなら、きっと組み立てられる。きっと、とっておきの論理を」

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デルタとガンマの理学部ノート の一覧

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1~4件目 / 4件
  • よって、初恋は証明された。 -デルタとガンマの理学部ノート1-
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    770円 (税込)
    99円 (税込) 10月17日まで
     思うに〈青春〉というのは、よくできた推理小説のようなものだ。  失われてしまった恋愛成就の桜の謎。部活勧誘の小さな違和感。巨木の樹齢に秘められた物語。密室で消えたハムスター。壊れかけの生物部に捧げられた、高校生たちの切実な決断。  無関係だと思われたひとつひとつの因果はどこかでつながっていて、あとから振り返って初めて俺たちはそれを〈青春〉と認識する。そこでようやく気付くのだ。見落としていた大切なことに。  「検証してみようよ……科学的に!」  これは、科学をこよなく愛する高校生たちが日常で直面する数々の謎に挑む、綱長井高校「理学部」のささやかな活動記録。 ――そして、一つの初恋が解き明かされるまでの物語である。
  • この青春に、別解はない。 -デルタとガンマの理学部ノート2-
    値引き
    858円 (税込)
    257円 (税込) 10月17日まで
    生物部に入った出田たち四人が発見した、50年前の怪しげな報告書。かつての部員たちが「天狗の怪異」とされる現象を科学的に調査したというレポートからは、なぜか肝心の結論部分が抜け落ちていた。まるで後輩たちに向けて、続きを調べろと訴えるかのように。  失われた真相を確かめるべく、連休を利用して実地調査を敢行する四人。森を探索し、夜の神社を歩き回り、宝物殿に伝わるミイラさえも観察しながら、伝説を科学的に検討する二泊三日の合宿が始まった。 「こんな調査がしてみたかったんだ。同い年の、同じ趣味の人たちと」  それは紛れもなく理系の青春だった。しかし怪異の真実を追う中で見えてきたのは、彼らの日常を壊しかねない不穏な秘密で――?
  • とっておきの論理を、君と。 -デルタとガンマの理学部ノート3-
    値引き
    858円 (税込)
    429円 (税込) 10月17日まで
    夏休みを前にして、「理学部オリ」の開催が宣言される。  それは物理部・化学部・生物部、各部活から選ばれた精鋭たちが、科学知識と頭脳を駆使し、街を駆け回り競い合う、綱長井高校理学部の恒例行事。  なみいる強敵たちとともに、生物部からは出田と岩間が選ばれた。 「この夏は、一緒に駆け抜けようね!」  しかし出田には懸念があった。親睦を深めるためのイベントの裏で、彼らの青春を傷つけかねない想定外の「事件」が進行していたのだ。  友人たちを、そして岩間を守るため。理学部オリを無事成功させるべく、出田は秘密を共有する仲間とともに立ち上がる――。 「私たちなら、きっと組み立てられる。きっと、とっておきの論理を」
  • 夏空に、未知をさがして。 -デルタとガンマの理学部ノート4-
    続巻入荷
    968円 (税込)
     夏休み。生物部の五人は、生徒会からの突然の依頼で長崎旅行をすることに。  依頼内容は、とある女子中学生から寄せられた「お悩み相談」――行方不明となった“龍の化石”の謎を調査してほしい、というもの。 「一緒に、この化石の在処を突き止めてみようよ……科学的に!」  龍伝説の残る海辺の街を巡り、情報を集め、化石の行方を追う出田たち。  しかしこの旅行には、何やら裏の目的もあるようで――?  そして、遡ること二年前。御影昭文と本郷汀、そして唐戸朗楽の三人は、同じく「お悩み相談」の依頼を受け、鬼伝説の里で見つかったという巨大隕石の噂を確かめるために青森を訪れていた。  これは、知らない世界に道を探す、特別な旅の物語。

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とっておきの論理を、君と。 -デルタとガンマの理学部ノート3- のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    樟と理桜、2人が結ばれる未来が1巻で描かれたものだから、それが本作の到着すべき結末と勝手に思っていただけに本巻のプロローグは衝撃的。いや、大学入学の頃から博士課程に進む頃まで交際していたのだからそれなりに継続した方なのだろうけど、「別れよう」ではなく「会うべきではない」は並大抵ではない
    それは生き方が違うとかよりも深い部分の問題であると示しているのだから


    今巻で描かれるのは理学部オリというオリエンテーリング。通常なら学園を舞台としたオリエンテーリングなんて賑やかさ一辺倒を期待してしまうものだけど、本作の場合はそうは行かない。何かしら陰謀を予想してしまう。特に目次に“殺人事件”なんてワードを見付けてしまえば尚の事
    他方で問題となるのはそうした陰謀がいつの段階で判明するのかという点か。既に読者は1巻と2巻を読んだ事により本作の傾向を理解している。どれだけ擬態した所で構えて読み進めてしまう
    その意味では早い段階でこのオリエンテーリングには“偽者”が紛れ込んでいると謎の忠告が差し込まれるのは良い意味で予想外だったな
    ……まだCHOSEIグループが関わってくるのかよ、との点も予想外だったけども

    さておき、今回の理学部オリは理学部1年組のトップ層が揃い踏みするイベントとなったね
    樟や理桜の成績が良いというのは既に示されていたけど、序盤の成績表で上には上が居る…と思わされたよね。てか、試験期間に入部してトップを掻っ攫った戸隠って何なの……
    普通に考えればこうしたトップ層が圧倒的且つ縦横無尽に駆け回る様が描かれるだろうと予想してしまうというもの。けど、その理学部オリを仕掛けてくるのは樟達を上回る知性を持つ魔物・本郷であるならば油断は出来ない…というか振り回される事ばかり想像させられる。まあ、実際にその通りに成ったのだから本郷という人物の恐ろしさを再認識させられたのだけど


    今巻は理学部オリという輝かしい表面が存在しているけど、同時に表面として描かれるのは理桜の恋心かな。
    樟の方が彼女に懸想している点は前々から描かれていたけど、理桜とて同様に樟を特別視している様子が遂に描かれたね。
    ただ、理桜が抱いているのは青春小説に私達読者が求めるような甘酸っぱい要素だけでなく、科学的な視点。感覚的に「好き」を自覚しながらもその「好き」がどのように構築されたのかという検証をせずに居られない。樟が自分の中で芽吹いた感情を割と素直に受け止めている様子とは対称的な印象
    ここで面白いのは樟も理桜も表面を取り繕うのは上手である為に互いに好意を寄せられている点を全く把握できていない点だね。ここは素直に甘酸っぱい印象を覚えてしまったよ

    けれど、この巻を通して少しずつ見えてきてしまうのは樟と理桜の根源があまりに異なっている点か
    樟は大木に成れるかどうかも判らない日陰者のスペシャリストとして、理桜はエリートとして日本を支配出来るよう育てられたジェネラリストとして。そのように親から期待されて育てられてきた
    そうした根源の違いがあるのが少しずつ今回の理学部オリに纏わる陰謀への向き合い方というか、相手に何を望み、相手から何を望まれるのかという点に繋がっていったように思える
    樟は自身を日陰者と定義している為か、理桜には自分の事など気にせずに「好き」を堪能する輝かしい存在で居てくれる事を願った。だから理桜には絶対に知られないように“偽者”の陰謀は裏側で処理した。理桜は自分の「好き」を肯定し守ってくれる樟を好いた。だから「好きな事に熱中して欲しい」と願ってくれた彼の想いを尊重して裏側は探らない。察していたとしても察していないフリをする

    これは酷いズレだよね。現状は表沙汰になる問題が起きてないし、樟も無事な姿で居られたから理桜は知らないフリが出来た。でも、これが無視できないレベルと成った時、それでも樟が暗い裏側を知らないでいて欲しいと願うのであれば流石に理桜も我慢できない筈。それがプロローグ部分の未来へと蓄積されるようにして繋がってしまったのかな……


    表向きは華々しい理学部の優秀さを協賛企業に知らしめる理学部オリ。けれど、裏向きには“偽者”を探し出すミステリチックなサスペンスとなったね
    これ、厄介なのは“偽者”を警戒しなければならないのは当然として、忠告してきた何者かもどこまで信頼して良いか不明瞭だし、理学部オリを仕組んだ本郷すら信用が置けない相手である点。忠告が同じく届いた樟と日知は天狗祭事件で運命共同体となった経緯があるから今回も信頼できる。でも、他の者にまでそれを広げられないし、そもそも理学部オリを失敗させたいわけでもない
    そうした制限された信頼は状況への対策をより一層難しくさせるものだね

    ただ、そうした不穏さが在ったとしても、本作で描かれた理学部オリは本当に楽しそうなものだったね!
    私自身に理系知識が全く無い為に作中で出題される問題は尽く未知の領域、どれもこれも予想も解答も全く不能。その意味ではどの問題も新鮮な気持ちで見守る事が出来たよ
    私にとってはどれも解けるだけで「凄い!」と言いたくなるような問題ばかり。それでもYチームの無茶苦茶な優秀さには「凄すぎる……」というかもはや「何が何やら…」な気持ちになってしまったよ……。特に最初の問題、樟達がようやく問題を確認して解き方を打ち合わせ終わった辺りで「解けた」と平然と言ってのけた戸隠には唖然とさせられたよね…。あと、コドン表やバスの時刻表が頭にインプットされている日知にも。本作には何人も魔物が存在するけど、2人はこういった理学部オリにおいては反則級の魔物であるように感じられたよ

    そういった唖然とさせられるような解き方が幾つも描かれた最初の課題のオチにも別の意味で唖然とさせられたけどね!何と言うか論理的には間違ってないけど、ミステリとしては間違っている!と言いたくなるね、あれは(笑)


    第二の課題も興味深いものとなったね。てか、ここに来てまだ他の魔物が潜んでいたとは思わなかったよ…。ジャガイモ砲を正確無比に打ち込める才能って何……

    兎も角、この第二の課題は本郷の意図を所々から感じられるものとなったような
    些細な言い間違いという体で百沢をZチームに混ぜ込ませ、一芸に秀でた者が混ざっているだろうと確信していたような『ヤバい粉』も、飛び抜けた者は出現しないだろうと読んでいたかのような虫取り合戦も
    まるでこの第二の課題を通して点数調整をしていたのではないかと疑わせてくる
    同様にキャンプファイヤーについても、大事故にはならないようにしつつ、事故そのものは容認していると映る

    理学部オリにはそこかしこに意図が差し込まれている。だからこそ、そこに樟達の別の意図を差し込む事が出来る。…まあ、それこそ本郷の思惑通りだったのではないかと思わせられる点が恐ろしいけれど
    前回、樟は自分だけで対処できない謎について日知と協力する事に成り、その関係はこの3巻でも続いている。加えて、この3巻では更に御影の協力も得られる次第と成ったのは心強い
    ただ、気になるのは、これらの関係ってあんまり表沙汰に成らないというか、裏向きの案件に対処する為の協力関係であり、そのような関係が必要となるという事はこれからも裏向きの問題が頻出すると想定されるからであり…
    御影先輩がさらっと言った“校内政治”というワードが否応なく嫌な未来を予想させてくるね…


    最後に提示された要素は気になるね。この巻を通して現状の樟と理桜は少しずつ惹かれ合いやがて恋仲と成っていくのに微塵も疑いを抱かせない関係に見える。けど、その親達は何かの理由で決裂しながら、それでも息の合った遣り取りをしている
    それを幸運の予兆と取るか、不吉な兆しと取るべきか?果たして樟と理桜の今後はどうなっていくのだろうね……

    追記
    あれ?他の方の感想とか見てると、もしかしてプロローグとエピローグってそういう解釈もあるの?というかソッチの方が本命の読み解き方なの?って自分のが思い込んでいた方向性がぶん殴られてしまった……

    0
    2026年02月21日

    Posted by ブクログ

    このシリーズでやりたかったのはこういうことなのかな、
    という3巻。

    「理学部オリエンテーション」
    ほぼ全編がイベント。

    理系の話題に叙述的なトリックもモリモリで
    全てを拾えている自信はないくらい。

    申し訳程度に「テスト結果」という高校要素。
    こういう内容なら自由度の高さで大学が舞台のほうがしっくりくる気もするけれど、
    全員でひとつの目標を目指すのは高校の方が相性がいいのかな。

    自分が通っていた“自称”高校があまりにクソだったせいで高校というものの平均的なイメージを捉えられていない可能性はある。

    0
    2026年02月12日

    Posted by ブクログ

    わーすごい。これどうなっちゃうんだろう。
    巻を重ねる毎にミステリとしての凄みが増していて楽しめる。当方は化学にも物理にも疎いし、理系の人を見ると純粋に尊敬の眼差しを向けてしまう。だからこそ本作で描かれるものには尊敬しかない。
    理学部のオリエンテーションというのが面白く、これをひとつの事件としてどう調理していくのかと思いきや「そう来たか」と感嘆した。結末は全く読めなかったし、導入部と今後の展開がどう繋がっていくのか続きが気になって仕方ない。

    0
    2026年01月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    親の話かよ!爆

    と言うことでシリーズ3作目は理系クイズを対抗戦で解いて優勝を競う理学部オリエンテーションのお話だった。

    いやあの、この子らドウなってんのまったく!?
    一応理学部出身の私もソラでは解けんよそんなの、と思った。
    まあ、楽しかったからいいけど^^

    それにしてもデルタくんはともかく岩間さんもそんなに彼のことが好きだったとは。
    ふたりのすれ違いがなんだか微笑ましく、焦れったい。

    そして物語はやっぱり表の出来事の裏で巨悪が動いているわけで、これ、岩間さんがいつか知ることになったら、どういう行動に走るかちょっと心配。
    女の子泣かせないようにしないとね、デルくん。

    次回、夏休み旅行編みたいなのでまた楽しみだ。

    0
    2026年03月23日

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