僕は猛禽類のお医者さん

僕は猛禽類のお医者さん

1,760円 (税込)

8pt

3.9

北海道釧路市にある、日本で唯一野生の猛禽類を保護・治療する施設、それが「猛禽類医学研究所」。
自動車や列車との衝突事故、風力発電の風車への巻き込まれ事故、そして狩猟につかわれる鉛弾での鉛中毒などにより、多くの野生の猛禽類に被害が出ています。彼らの命を守るべく立ち上がったのが、獣医師である著者。猛禽類医学研究所の立ち上げ、仲間の獣医師やスタッフ、関係者との出会い、そして保護活動と前例のない治療……。鳥たちとのドタバタな日常を送りながら、いますべての人に伝えたい「本当の共生」とは?

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僕は猛禽類のお医者さん のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    夏休み、那須での登山の帰りに寄った那須動物王国で、久しぶりにバードショーを観覧。
    数々の猛禽類が大空に羽ばたく姿に魅力された。

    ワシやタカなどの猛禽類ってカッコいい!
    という単純な理由で読み始めたところ、齊藤先生が猛禽類を始めたとした野生動物の保護活動で、素晴らしい実績を残されていることを知る。

    0
    2025年09月13日

    Posted by ブクログ

    希少猛禽類の保護活動から得られた知見を予防に活かす活動に敬服
    鉛汚染の問題はジビエや土壌を通して人間にも影響がありそうであり、より注目してしかるべき

    0
    2025年06月16日

    Posted by ブクログ

    野生動物との共生は環境問題でもあり、深く考えさせられます。
    取り急ぎ自分ができる事の第一歩は、猛禽類医学研究所のSNSのイイねボタンを押す事から。
    活動の様子が広く伝わり、多くの人の考えるきっかけになればと願います。

    0
    2025年08月26日

    Posted by ブクログ

    2024年出版。猛禽類を専門とする獣医師にして、環境・人類を含めた「ワンヘルス」を目指し実践し続ける筆者。本としては少し珍しい構成という印象。目標と、対する問題点の本質や関係性を考察し、仮説と実証・実践を積み上げ続け、国や多くの人の行動変化まで起こしていく筆者は掛け値なし凄いと感じた。

    0
    2025年03月28日

    Posted by ブクログ

    人間の快適さの犠牲になっている動物たちがいることを知っておくべきだと思う。

    研究員や獣医の方々の気持ちには心打たれた。

    0
    2025年01月06日

    Posted by ブクログ

    前の本より読みやすかったのですが、猛禽類はいろいろなところで感電とかで
    亡くなるのですね…人の営みを最小限にして、他の動物たちに迷惑をかけないように生きてゆきたいと思いました。

    0
    2025年01月02日

    Posted by ブクログ

    診察して必要があれば手術

    看病してリハビリ 放鳥まで

    物言わぬ鳥ですし 野生ですし

    その上猛禽類ですから

    一筋縄ではいかぬ大変さ

    ちょっとした油断でこっちが大けがですかね



    それでも鳥たちを守りたいという

    気持ちが伝わります

    自然に優しいとされる風力発電でも

    鳥には優しくない・・

    0
    2025年10月27日

    Posted by ブクログ

    テレビで齊藤慶輔先生の特番を見てから、ずっと応援してきました。
    この本では人が食物連鎖から外れ、野生動物に対する無意識の殺略を行っていることへの警告、また直接殺略に関わっていない人間に対しても野生からの声を聴け!と教えてくれます。

    0
    2025年05月18日

    Posted by ブクログ

    北海道釧路で、希少種の猛禽類の治療、保護にあたっている有名な先生らしい。
    人間との関わりの中で逞しく生きながらも噛み合わずに命を落とす。

    野生動物の健気さが胸を打つ。

    最後は金な。
    やはり予算が潤沢とは言えない。寄付とかで応援しようと思いつつ、絶対しない人。キリないし。

    0
    2025年05月17日

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