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強く柔らかな午後の光線が照らす先には――。
あるトラウマにより、グロテスクなものに性的興奮を覚えてしまう村瀬。
蛙の解剖実験中、身体が反応してしまい、それをクラスメイトの淀井に目撃される。
その出来事をきっかけに、村瀬はクラスのいじめの標的にされてしまう。罪悪感を覚えた淀井は、村瀬に声をかける。
少しずつ距離が近づいた二人は、互いの悩みを共有していく。
実は、淀井もまた、母親とその恋人との家庭環境に苦悩していて……。
痛みを抱えた二人が紡ぐ、世界のどこかにある日常の物語。
読了後は、思う存分浸ってください。
普段BLばかり読んでいますが、この作品をそこにカテゴライズしていいのか分かりません。少なくともそれだけを理由に買うべきでは無かったと思います。
しんどかったです。ずっと苦しい気持ちのまま読み進めて、後半は涙をこらえられなかったです。
言葉にできない。気の利いたレビューは出来そうにありません。
どうか読む時は、次の日が休みの日にしてください。
アメトーークで紹介されて購入しました。
紹介されていた通り展開がすごくて1巻にここまでお話が詰まっているのがすごかったです。
今まで読んだことがない感情で、この物語の結末に名前はつけられない気持ちでいっぱいです。
読後感に名を付けるなら「陶酔」
普段レビューはしないんですが、この読後感を自分の中で文章化したく、筆をとります。
「自分はどこか、おかしいのではないか」
そう思春期の頃に、思った事がある人は一定数いるかと思います。
その『違和感』のようなものは、受験の忙しさや部活への熱中、あるいは単純に時間にて『違和感』は解消されていく。
主人公たちもまた、取り巻く環境が世間一般からズレていることもあり『違和感』を感じている。
私たちと違うのは、彼らはその『違和感』に向き合わざるを得ない環境か、はたまた性格だったのだろう。
けれどその『違和感』を「そんなの普通だよ」と言うのでなく「肯定してくれる存在」を見つけられた彼らは幸運だったのだろう。
そんな彼らと、その友人や家族が迎えた結末に対し、私は焦燥し諦念し、そして陶酔しました。貴重な読後感を味わえた、よい出会いでした
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