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Posted by ブクログ
大倉崇裕『冬華』祥伝社文庫。
『夏雷』『秋霧』『凍雨』に次ぐ倉持シリーズの山岳アクション小説。
タイトルはやたらと格好良い。
『夏雷』『秋霧』『凍雨』に描かれた出来事は当然知っているだろうとばかりに割愛されるので、冒頭の展開に戸惑いを覚える。また、元自衛隊特殊部隊の凄腕を射殺するために、人間を射殺した経験の無い老猟師を狙撃手に選ぶなどあり得ないし、狙撃の場所に厳冬期の穂高岳を選んだ理由も理解出来ない。
戸惑いと疑問が渦巻く中、あれよと言う間に厳冬期の穂高岳に役者が揃うが、捻りも驚きも無い普通の結末を迎える。
月島で倉持功と共に便利屋を務めていた元自衛隊特殊部隊の深江信二郎が失踪する。倉持が深江の行方を調べ始めると、何者かが深江に触るなと警告して来た。深江がかつて生命を助けた母娘を訪ねた倉持は母娘に教えられた儀藤堅忍という人物と接触し、深江が向かったのは極寒の穂高岳であることを確信する。
一方、山でひっそり暮らす植草吉三という老猟師の元に熊本と名乗る男が訪れ、大金と引き換えにある人物を狙撃して欲しいと依頼する。
深江を追い穂高岳へ向かった倉持、深江を狙撃するために植草を伴い穂高岳に集結した熊本たちの正体は……
本体価格820円
★★★
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小説・文芸
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