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ある雨の日、男性教師が何者かに刺殺された。捜査本部が設置されるが、目撃者もなく捜査は難航する。事件から1年が過ぎた頃、捜査に新たに星野警部が加わる。難解だった『贖い』事件を解決に導いた星野の手腕は警察内でも知られていたが、その一風変わった捜査方法に疑問をもつ捜査員も多くいた。星野はその『贖い』事件で知り合った坪川と組んで捜査を開始。そして、第二の殺人事件が発生した。
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Posted by ブクログ
今回もなかなか真相に辿り着かず、 読むのをやめてしまおうかと思いましたが、 やはり、星野警部さすがです。 帯のセリフが気になって読みましたが、 そのセリフを、作中で読んだ時涙が 出そうになりました。 読んで良かったです。
「誘拐」「贖い」に続く待望の星野警部シリーズ3弾。途中でプロットは何となくわかったが、その回収の面白さはやはりピカイチ。星野警部は刑事コロンボを思わせる。キャラ設定が良く、ストーリも面白いので、著者作品ならこのシリーズは押し。
小学校の教師織川が殺された。強盗殺人として警察は捜査をするが、暗礁に乗り上げる。しばらくしてバーのオーナー椎野が自宅で毒殺される。何も関わりのない2つの事件が繋がっていく。 途中で犯人の想像はついたものの、どういうつながりか最後まで謎だった。絵を見て通じ合う的なことは現実に起こりうることなのか、小説...続きを読むのなかの話なのか?
絵を見ただけで、同じ悩みを抱えていることを理解する。そこから救い出そうとする行動力は立派だと思うけど、その方向に問題あり。でも、元は大人が悪いんだ。
他の人のレビューを見て星野警部シリーズだということを知りましたが、知らなくても楽しめました。 犯人は消去法でこの人か?と予測がつくのですが、動機がわからず結末を迎えることになってしまいました。 結末の部分はかなり重い感じで読むのが辛かったですが、最後に救いがあったのかなと思います。
雨が降る夜の十字路で、小学校教師が殺害された。行きずりの強盗殺人に思えたが、犯人の行方は杳として知れない。捜査が難航する中、星野警部は独自の視点から事件を調査しなおす。一気読み必至のミステリです。 温厚で誰にも恨まれることのなさそうな被害者。彼が殺されたのはただ巡り合わせが悪かっただけなのか。動機も...続きを読む犯人もなかなかに明らかにならない事件の一方で、謎めいた大学生の物語も進みます。人の注目を集めながらも頑なに他人を寄せ付けようとしない彼にはいったい何があるのか、この謎もまた魅力的でした。そして無念のままに病に倒れた刑事と、その遺志を引き継いだ星野警部。あまりに手掛かりの少ないこの事件をどのようにして解き明かしていくのか、読む手が止まりません。 そして明らかになった真相は、予想以上に悪辣なものでした。あまりにやりきれません。しかし彼と、そして星野警部が選んだ結末によって、せめてあの人だけでも救われることはできるでしょうか。「私が何でもすると言った時は、本当に何でもします」という星野警部の言葉が心強いです。
辛かった、ひどかった。 こんなに辛い人生があるなんて。 星野警部の最後の決断、正しいかどうか分からないけどかっこよかった。 おもしろくてどんどん読み進めることができた。
「夜の道標」となんか似てて、登場人物がこんがらがてしまった。 児童虐待、どちらも父親がくそだった。 星野のキャラがいまいちだったかな~
うーん。 どこにも誰にも救いがない話に思えた。 匂わせもなく唐突に出てきた動機。 何となく、全てをもう少しずつ深く描けばよかった気がする。
十字路というタイトルはイエスキリストの磔と、詩音のタイトル再生はキリストの復活を意味してるのかなと思った。事件の本質に段々迫っていく感じは面白かったのだが、最後の結末、特に星野刑事の行動にモヤモヤした。最後の最後まで自分の信念を貫いて欲しかったな。でも星野刑事も分かり合えるぐらい壮絶な過去があったの...続きを読むかもと思えば、最後の行動も分からなくもない。あまり心に残る衝撃やセリフがなかった。
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五十嵐貴久
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バイター
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