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Posted by ブクログ
side-Aとside-B、どちらもたまりませんでした。待ちに待った太宰と織田作の出逢いの物語。
side-Aの太宰と織田作の様子にニヤニヤしてワクワクして、ああ、ふたりが帰ってきたなァと思いながら読み進めました。黒の時代のあの未来へ続くことが少し苦しくもあったけれど、読みながら確かに救われていて、あーこんな感じで過ごしてたのかー、太宰さん幸せそうで良かったなぁ、次はどんな話だろう、続編かな?とフワフワした気持ちでside-B読み始めたら…なんとside-BのBはBEASTじゃないですか…つらい。
はじめの太宰の様子、包帯ぐるぐるとか、声を出さないとか…その辺であ、BEASTだ、と思ってもう…苦しくて苦しくて。
最後の一文を読んでたまらなくて思わず紙面から目を逸らして、そこでようやく息をとめていることに気が付きました。
感情をたしかにめちゃくちゃに揺さぶられました。
あと、朝霧カフカ先生の語り部によって描写がかなり変わるところがわたしは大好きです。
Posted by ブクログ
まずは映画の入場者特典だった物語をこうして読めたのがとても嬉しい。ありがたい。
そしてこの話が見たいと言った監督に感謝。
side-A
太宰さんは織田作が何をしてた人なのかは知ってたんですね。
まあ、知らなければそんな所で死なず倒れるヘマはしないだろうけども。
でも、どんな人かは知らなかったから驚いただろうな。まさかこんな天然だとは。真の天然には敵わない。
先の事を考えると悲しいが出会ってくれて嬉しい。この出会いがなければ太宰さんは誰の手にも負えなくなってしまいそうで。
良い出会い。
side-B
辛くて悲しくて苦しい。
何も考えず、前情報も無く読み始めて、side-Aと同じ始まりで何が違うのだろうと思ってたら、太宰さんは顔を隠して、声を出さないから気付いてしまった。BEASTだ。
それからずっと泣きそう。
太宰さんは全てを知りながら自分の為ではなく、織田作のため、織田作が生きる道を選んだ。
そしていつかは、かつての友人の夢を守るために、道をつくっていなくなった。
太宰さんが織田作に武装探偵社の事を伝えるので「私も昔、世話になった事がある」と言ったのが、もう無い未来で辛い。
絵画の事は、『太宰を拾った日』を読んで、織田作らしいと思った。
Posted by ブクログ
太宰と織田作が出会った日と、出会わなかった日。
噂には聞いていたが、Side-AとSide-Bがあり、そのどちらの物語の先も自分は知っている。ともにポートマフィアに入るか、ポートマフィアを憎ませて探偵社に入れるか。そこにあるのは太宰の織田作へのエゴ。自分を救うか、織田作を生かすか。
並行世界というのか逆行というのかはわからない。でも一度知ってしまった太宰なら、その後は何度でもSide-Bを選ぶのだろう、と思ってから、はたと思い出す。太宰も1001回目に賭けるだろうか? 知ってしまった情報を消せないならば、彼はどちらを選ぶのだろう。1001回目に賭けることはないだろうか。ページ数は少なめだが、その重みが感じられた。
太宰のファンは必読。
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