偽りなきコントの世界

偽りなきコントの世界

小説・文芸
1,650円 (税込)

8pt

4.2

かもめんたる岩崎う大が、キングオブコント歴代決勝ネタを徹底解剖!
東京03、ロバート、バイきんぐ、かまいたち、さらば青春の光、空気階段……トップコント師たちの勝負ネタ、
自身が叩き出した歴代最高得点の伝説のネタ『白い靴下』はどのように作られたのか?
ナイツ塙宣之著『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』 の聞き手を務めた中村計氏が構成・執筆。

【目次(一部)】
●オープニングアクト
●シーン1「コントと漫才の境界線」
Q1 いきなりですがキングオブコント史上、ベストワンのネタは何ですか
Q2 漫才トリオと比べて、コントトリオの成功率が高いのはなぜですか
Q3 賞レースはボケ数が優先されがちですがキングオブコントもそうですか
Q4 賞レース向きのネタって、あるものですか
Q5 トリオの役割は、大ボケ、小ボケ、ツッコミに分かれるものなのですか
Q6 『コンビニ強盗』も飯塚さんの豹変シーンが見どころですよね
Q7 二○〇九年のキングオブコント決勝でサンドウィッチマンが敗れた理由は?
Q8 東京03の優勝はキングオブコントの流れをつくる意味でも大きかったのでは?
Q9 かもめんたるもコントネタを漫才ネタにすることはあるのですか
Q10 サンドウィッチマンは元コント師なのに、なぜM-1で優勝できたのでしょう?
Q11 ニューヨークのコントを松本さんが「漫才でもできる」と評した理由は?
●シーン2「かもめんたる誕生」
Q12 う大さんが笑いに興味を持った「はじめの一歩」を教えてください
Q13 高校はオーストラリアに留学していたんですよね
Q14 早稲田大学の看板学部、政治経済学部に合格しているんですよね 他、全53Q

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偽りなきコントの世界 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ・賞レースのコントは応援されるキャラが必要。

    ・コントで一番大事なのは笑いの質。

    ・芝居の基礎は、人と接していることで発生する緊張感。

    ・芝居が下手と言われている人は、人と接しているストレスを忘れてしまうので喜怒哀楽の表現が単調になってしまう。

    ・コントはお客さんがいない前提で行われている。

    ・人物を造形するときに、一番大切なのは、その人が何に快感を覚えるかということ。

    ・誰よりも真剣に生を全うした結果、笑ってもらえる。
    これがコントの美しさ。

    ・芸術の役割の1つは、名前の付いていない感情を表現すること。

    ・リアリティーを上げるためには、登場人物は自分のメリットの為に行動しなければならない。

    ・

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    つい最近の2022年のコントまで具体的に考察されていて、すごく興味深く、お笑い好きにはたまらない1冊。
    ちゃんと知っている芸人の知っているネタの解説がされていくのが楽しい。これ名前挙げられた芸人は嬉しいだろうな。
    う大先生のKOC評のnote、有料だから読んでなかったのだけど、面白いんだろうな、読みたい…と思った。

    「コントの中の登場人物には、どんな生き方であれ懸命に生きていて欲しい」
    「ダラダラしたクズなキャラクターだとしても、その生き方を自分で選択したのならそれはそれで懸命に生きているということになります」
    「そういう様々な人の人生が織物のように絡みあっているのが現実世界」
    「舞台上に本物の空間さえ出現させることができれば、お客さんは退屈せずに見続けてくれると思う」
    という文章があり、これはコントだけじゃなく、漫才にも演劇にも映画にも小説にも漫画にも当てはまることだなあと感じた。示唆的で考えさせられる。
    一流の芸術は、結局感情面でのリアルさという1点に集約されていくのかもしれない。 

    0
    2023年10月31日

    Posted by ブクログ

    かもめんたる・岩崎う大氏が、自身のコント論やネタ作りについてかなり踏み込んで語った一冊です。
    読んでいてまず感じたのは、“笑い”をここまで執拗に分解して考えているのかという驚きでした。
    感覚やセンスだけで作っているように見えるコントの裏で、人間の違和感や感情のズレをかなり細かく計算しているのが見えてきます。
    ネタの分析や創作論も面白いですが、それ以上に印象に残ったのは、笑わせたいというより「人間の気持ち悪さや不安定さを形にしたい」という執念でした。
    かなり理屈や分析寄りなので、お笑いを気軽に楽しみたい人には少し重たく感じる部分もあるかもしれませんが、笑いの裏側にある狂気や職人的なこだわりがじわじわ伝わってきて、読み終えたあとに“面白い”という感覚そのものを考え直したくなる一冊でした。

    0
    2026年07月30日

    Posted by ブクログ

    キングオブコント2013王者による一冊。構成・執筆はナイツ塙の『言い訳』を手がけ、昨年出版された『笑い神』も記憶に新しい中村計。M-1という賞レースや競技漫才に特化していた塙の本に比べるとより著者のコント観に基づく分析・批評がベースになっている。このコント観が確固たる立脚点になっているから「みんな面白くてみんな良い」みたいな八方美人的にフワフワしていなくて読み応えがあるし、優勝ネタに限定せず歴代の出場者を幅広く評してくれているのが嬉しい。コントの世界で王者となった後に何年も経ってからラストイヤー目前でM-1にも挑戦した著者ならではの視点での漫才論・コント論も興味深かった。今年のキングオブコント観戦のお供に是非。

    0
    2023年08月19日

    Posted by ブクログ

    著者による数々のコントの分析を読むことで、漫才よりコントの方が「偽れない」なと感じたし、かもめんたるが優勝した2013年のキングオブコント(ひいては準決勝進出者100人による採点システム)って粋だったんだな、と改めて感じた。

    0
    2026年07月05日

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