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がん専門の精神科医、清水研の最新刊。この分野の先駆けとして、高い経験値と穏やかな語り口で、患者やその家族の気持ちを深く聴く清水医師が心がけているのは「一生懸命に聴く姿勢は、必ず患者さんに届く」ということ。数多くのがん患者との対話のなかで発せられた清水医師の言葉を選び、「メンタルをささえる言葉」としてまとめた。清水医師のカウンセリングを直接受けられない患者にとっても、自分の気持ちを整理できる。
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Posted by ブクログ
ー 「無理に励ましてくれなくても大丈夫だよ。 ありがとう。聞いてくれるだけで十分。それが嬉しい」 ーー 本当にそうだと実感した。 やはりいる。 「頑張ってね」という周りの声。 これ以上、何を頑張れというのか? なかなか察して欲しくても、そう言ってしまう状況にあったのだろうとは思うけれど。 大切に...続きを読む繋がっていきたい人には、そう伝えておくことも大切なのだ。 それを機に、距離を置くということも出来る。 ーーーー 「不安な気持ちは持っていていい」 というメッセージにも支えられた。 第二の患者にも、助けになる言葉が溢れていると感じた一冊である。
清水先生に主治医になってもらいたい。 Hope for the best and prepare for the worst. は、「最善の状態を望み、最悪の事態に備えなさい」という意味の格言です。 いつどうなるか分からないから、必要な準備はしておく。 一方で、「きっと、いい方向に進むはず。大丈夫...続きを読む」 と自分に言い聞かせながら、 日々を過ごされたらよいと思います。
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