読切り三国志

読切り三国志

1,139円 (税込)

5pt

4.5

1989年9月に筑摩書房より刊行され、92年10月に同社より文庫化された同名作品の新装版。
本著は金沢の「北國新聞」に1988年1月から12月までの一年間、毎日曜に計51回連載されたものがベースとなっている。
壮大な中国の歴史の中で、日本人に一番なじみの深い「三国志」に登場する絢爛豪華な英雄武将たちの生の軌跡を、
西晋の陳寿の正史「三国志」をもとに明の羅貫中の小説「三国演義」を織り交ぜながら描き出されたのが本書。

乱世をたくましく生き、戦い抜いた漢(おとこ)たちの波瀾万丈、痛快無比な生き様を、歯切れのよい名調子で語り尽くす!!!
『キーワードで読む「三国志」』『水滸縦横談』『史記・三国志英雄列伝』に続く、当社刊行の“井波中国古典文学シリーズ”の第4弾!
本文内容にあわせて図版を新たに加え、全話に掲載! ビジュアル的にもより深く広く「三国志」の世界を堪能できること必至!

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読切り三国志 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年08月13日

    三国志キャラの活躍の内容そのものは、あらかじめみっちりと頭に入っていても、こういうリズミカルでこころ踊る文章でアレンジされてると、やっぱり楽しく一気読みしてしまう。井波律子氏の三国志関連の文書は、妙な癖もなく、バランスが良くて快い。

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月04日

    この一冊で三国志の流れが分かる。曹操の台頭から呉の滅亡まで章立てで分かりやすく解説。各章の末尾に中心人物の項目もあるのが親切。
    中立な様で賈詡の事はけっこう嫌っているようなモノが伝わる(項目としても扱われていない)。
    本書にある様に曹操、劉備、関羽、張飛、諸葛亮といったメイン級の人物が去ると寂寥感が...続きを読む

    0

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