無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
安達瑶の作品は初めて。本屋でタイトルを見て面白そうだったので購入。文庫本書き下ろし小説(2020年8月文庫本)。
胸がスカッとするようなリアルな警察官僚小説に近いストーリーかなと思っていたら全然違った。まあスカッとするにはする結末ではあったが、殺人事件の動機や犯人の設定がなんかリアル感がない感じで、黒幕の首相秘書官というのも頭脳明晰という感じではないし、考えていたのと違うなと思いながら読み進めていた。しかし漫画チックな犯人像と不必要な犯人とのアクションシーンを除けば痛快な展開で面白い。
内閣官房に秘密裏に組織された副長官室。政府与党の足を引っ張る不祥事や不正をもみ消し、場合によっては悪をも守る、決して正義を貫く組織、集団ではない。この組織に陸上自衛隊特殊作戦群から出向してきた上白河レイが主人公で、警視庁捜査二課から出向の津島健太郎、外務省から出向の等々力健作、国税庁査察部から出向の石川輝久、そして室長の御手洗嘉文の総勢5人が韮沢内閣官房副長官の元、不祥事や不正のもみ消し事態が目的ではない、そのもみ消しの事実を武器に巨悪を潰すのである。このスペシャリストの集団が各々の力を発揮する時、巨悪は排除される。
思っていたのとちょっと違っていたが、続編の「政商 内閣裏官房」も読んでみようと思う。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。