地名と歴史から探る江戸

地名と歴史から探る江戸

1,100円 (税込)

5pt

4.0

※本書はリフロー型の電子書籍です。

【東京の見方が変わる歴史手引き書。「江戸・東京」紙上を歩く!】

本書は地名といっしょに歴史的な出来事やエピソードを存分に紹介する。たとえば、赤穂浪士の敵役・吉良上野介の住まい「本所松坂町吉良邸」はどこにあり、事件はどのように推移したのか。何より、その地名は本当に正しいのか。素朴な疑問を持って探求してみると、既成の歴史知識と大きく異なることがわかり、思わず驚きの声を上げてしまう。
そもそも自然の景色や地形をはじめ、建物はもちろんのこと、人の手が加えられていないものはなく、江戸の町も日本全国はもとより、中国や西洋とも深い痕跡をあちこちに残している。本書は幅広い視点と視野で江戸の町を見渡し、地名を通じて江戸の歴史を探求した。一読後、町にある何気ない風景から江戸の光景を思い浮かべていただければ幸いだし、願うことなら、散歩のおともに本書を携行し、町歩きを楽しんでいただければ、望外の喜びである。

〈本書の内容〉
■第一章 地名に刻まれた武士たちの悲哀
■第二章 庶民の息づかいが聞こえる町
■第三章 艶めく女性たちの足跡
■第四章 偉人と異人が遺したオーパーツ
■第五章 ここも江戸の町
■第六章 浅草の秘密
■第七章 将軍のいる江戸

〈著者プロフィール〉
古川愛哲(ふるかわ・あいてつ)
作家・コラムニスト。1949年、神奈川県に生まれる。日本大学芸術学部映画学科で映画理論を専攻。放送作家を経て、『やじうま大百科』(角川文庫)で雑学家に。東西の歴史や民俗学をはじめとする人文科学から科学技術史まで、幅広い好奇心を持ちながら「人間と歴史」を追求。おもな著書に『歪められた江戸時代』(小社刊)、『西郷隆盛の冤罪 明治維新の大誤解』『九代将軍は女だった!』(以上、講談社プラスアルファ新書)、『教科書には載らない日本史の秘密』(祥伝社新書)、『茶柱が立った」と聞いて、江戸の旦那は腰を抜かす』(じっぴコンパクト新書)などがある。

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地名と歴史から探る江戸 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年03月06日

    東京の地名にまつわる蘊蓄がたくさんで単純に楽しめて、散歩が楽しくなりそう。
    と同時に、自分が知らなかっただけでどんな場所にも歴史の積み重ねがあって、人間の業ってすごいとも思った。

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