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ごんげん長屋から、出て行く人、入ってくる人、それぞれに、色んな人生が有る。およしさんは、遺骨になって、息子の梅太郎さんに抱かれて、帰りたかった故郷へ帰って行った。長年連れ添った、彦次郎さんは、残ったけれど。
Posted by ブクログ
【収録作品】 一番かみなり/藍染川/老臣奔走す/望郷の譜
「一番かみなり」 旗本の小倅たちに灸をすえるお勝。一方、屋敷に置いてきた息子の成長した姿を垣間見て動揺する。
「藍染川」 染め師の仲三・きわ夫婦。酒癖が悪く、浮気相手に入れあげている仲三に、娘と息子は愛想を尽かしていた。
「老臣奔走す」 主人のために自分の家宝を質に入れようとする老臣の苦労を見かねたお勝は、事情を調べて入れ知恵する。
「望郷の譜」 錺職の彦次郎・およし夫婦。二人の故郷から二人を知る人物が現れ、彦次郎は長屋を出ようとする。その矢先、およしが倒れる。
頼まれても頼まれなくても、知ってしまったら首を突っ込むお勝。お節介焼きだが、そのお陰で物事が動くこともある。前はうっとうしいだけだったが、そのありがたみもわかる。今となっては貴重な存在だ。
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小説・文芸
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