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2020年大河ドラマで再び注目を集める明智光秀、嫡男・光慶の視点からみる父・光秀の栄光と懊悩。 『一家がみんなひとつ屋根の下で暮らしていけるなら、本当に幸せなことよ。でも、今、そんな暮らしができる者はいない。守りたいもののために、自らのことを大なり小なり擲っているの。』 父上は何を擲っているというのだろう。そして、己は、これから、何を擲つというのだろう。
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Posted by ブクログ
光秀の息子の事は全然知らなかったので興味深く読むことができた。左馬之助との2篇になっていて光慶が元服した報告をしに信長に謁見するが邪険すらされない扱いに意気消沈するが何故か分からないと思うだけで家臣らが信長に謁見するため奔走してくれているが光慶は短歌など雅に重きを置き武には嫌悪。 にも関わらず初陣を...続きを読むしたい、成果を上げたいと子どもな考え方。 父親の謀叛で場面は左馬之助に変わる。何故光慶に初陣や戦のノウハウを託さなかったのか左馬之助は光慶に話す。
明智光秀とその嫡男、十五郎のお話。父親に冷遇されていると思っていた十五郎は、実は光秀に大切にされていた。思っていても伝わらない事は多いので、親子のコミュニケーションは常日頃から取っておくべき。明智光秀が出てくる小説は、ついパワハラ上司と生真面目すぎる部下という目線で見てしまうが、信長はもともと家柄で...続きを読むなく成果重視の人だったから、忠義や人柄を重んじる上司であれば明智光秀もここまで精神的に追い詰められなかったかもしれない。
息子
明智光秀の話が何故"麒麟が来る"なのだろう?と思いながらNHKを見ています。この本でもその答は解りませんでした。織田信長に嫁いだ"桔梗殿"のことが書いてあるのかな?と興味を持ち、無料で読める潮ウェブを読み始めましたが、しおりがなく、難しい読めない漢字が多かった...続きを読むので、ブックライブで購入しました。もうすぐ、明智平に旅行するので、感慨深いものとなりました
いかにして、光秀は信長を討つに至ったのか。 と、いう物語の中にある様々な人々の思い。 望まれても、そのように動くことができないことは辛い。 では、どう生きるべきなのか、私も共に思う。 つまるところ、人は己自身としてしか生きることは出来ないのだろう。
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