ツキノネ

ツキノネ

1,760円 (税込)

8pt

3.5

老夫婦惨殺事件が起きた家から見つかった身元不明の少女。養護施設に引き取られたその少女は「ツキノネ」と名乗る動画配信者だった。一方、ダムに沈んだ故郷・小楷町を描く画家・荒木一夫の個展に来ていたフリーライターの大塚文乃は、絵の中にいるはずのない少女を見つけ気を失ってしまう。後日、小楷町の歴史を調べる文乃は、そこに「ツキノネ」を神とする「根ノ教」という土着宗教があったことを知る。

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ツキノネ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年09月05日

    「完全なる首長竜の日」「忍び外伝」以来久しぶりに読む著者でありSFチックな作品だったと思うがあまり多作家ではないせいか目に触れることもなくなっていたが作品は面白かったのを覚えている。本作はSF猟奇ホラー物で「リング」「らせん」の貞子の代わりがツキノネ(弥生)になったようだった。最近「ぼぎわんが、来る...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月05日

    「機巧のイヴ」が好きで、でもそれ以来、好みの作品が無く読んでいなかった作家さんだが、あらすじで面白そうと読んでみた。
    しかし読んでいると「機巧のイヴ」のようなパラレルワールドファンタジーではなく、ホラーだった。

    『ツキノネ』なる不思議な少女を巡る物語。だが結局『ツキノネ』が何者なのかは分からない。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年07月31日

    ミステリ以上にホラーは読まないのだが、「イヴ」の作者ということで読んでみた。
    のだけど、やっぱ合わないなぁ…
    関わった人間は全員不幸になり、化け物は退治されず、って、こうじゃないと納得しないのがホラー好きってことなんですかね?

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年10月27日

    殺人現場の二階にいた身元不明の美しい少女をめぐる男女の人間関係が愛憎と共に絡み合い、“ツキノネ”という蠱惑的なワードとダムの底に眠る町と神社が秘めた謎を深めていく。
    富と災いを両方もたらすというツキノネは、神様のようなものだったのかな。元は人間とかもっとおぞましいものを想像していたので、その辺が曖昧...続きを読む

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