密偵

密偵

1,672円 (税込)

8pt

政府の密偵・桐生は、民権派の内偵中に殺された仲間の遺した暗号から、孝明天皇をさる高貴な人物が毒殺したことを知る。桐生はその証拠が存在するとされる監獄に潜り込むが――。

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密偵 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    時代小説の中ではものすごく読みやすい

    主役以上の主役の藤田五郎の感情が静かに滲み出ていて、6月の雨の中の紫陽花を暗い日本家屋から見ている気分。

    趣が深くて何度も読み返したい。出会えてよかった

    0
    2024年11月30日

    Posted by ブクログ

    明治=文明開化っていう華々しいイメージがあったけど、厳しい立場にいた人々がいっぱいいたし、日本国民みんながそれぞれ進む道を模索してたんだなと。スパイたちの必死の頭脳戦と欺きあいが臨場感たっぷりに書かれていて本当に面白かった。同著者の幕末を書いた小説、「藤堂平助」とか「土方歳三」の後に読むと繋がる人間

    0
    2015年08月30日

    Posted by ブクログ

    これは、面白かった!

    話に意外性があって面白いし、人物設定も描写も巧みです。
    主人公も好感もてたけど、斎藤一がかっこいい!

    ミステリーとしてもワクワクが止まらず、各々の信念にも絆され、ほんと一気に読んじゃいました。

    幕末や新選組好きならオススメです。

    0
    2012年11月11日

    Posted by ブクログ

    面白かったです。読みやすい。

    この小説は、維新後警察に入った、元新撰組斉藤一改め、藤田五郎の、密偵が主人公。だから「密偵」。

    本当に、新撰組隊士たち、特に人気どころの幹部たちは、作家さんによって、全く違う描かれ方してますね。

    この作家さんは、一貫して、斉藤一を、ぎらぎらした感じのしない、飄々と

    0
    2015年05月15日

    Posted by ブクログ

    “斉藤一”時代のものだと思ってたんで、読み始めてびっくり。まぁ、勝手に思い込んでただけなので自業自得なんですけどね。
    時代物としては読みやすい文章で、感情移入しやすく、おもしろい。かごめ歌らへんはもうちょいひねりがあってもよかったかなぁとは思うけど、ひょうひょうとした斉藤一改め藤田五郎はやっぱ好きで

    0
    2010年09月19日

    Posted by ブクログ

    かごめうたで謎ときあたりはありきたりかなぁと思わずにいられませんが、明治で天皇暗殺を絡めて北海道という舞台設定は萌えますね(笑)一ちゃんも新ぱっつあんも、島田さんも他いろいろ登場して楽しかったー。秋山さんは一ちゃんを間者にすること多いですね。ひょうひょうとしている一ちゃんが想像できて笑えます。ええ、

    0
    2010年07月20日

    Posted by ブクログ

    (陰の)主役は斉藤一。維新後、揺れ動く社会(「蟹工船」もこのころが時代設定なんだろうか)や価値観の中で、生き続けた彼の矜持について、思いをはせる。「生き抜く」ということに重きを置いていた、彼に。この人の作品を読むと、矜持、ということをしみじみと考えさせられる頻度が高い。

    0
    2015年11月01日

    Posted by ブクログ

    うーん。おもしろい。いや、おもしろくないか。何か足りないか。いや、満ち過ぎか。あと数作この作家の作品を読んでから決めよう。

    0
    2013年06月05日

    Posted by ブクログ

    主役じゃないけど藤田警部が大活躍。秋山さんが描く斎藤はずっと間諜ですねー。というか秋山香乃作・斎藤さんのまさに柳に風な飄々とした感じが好きすぎる。若かろうが歳取ろうがとにかく喰えない男・斎藤。そして不死身呼ばわり。

    しかし今作一番衝撃的だったのが永倉改め杉村さん。快活に笑いながら人斬りまくってるが

    0
    2010年10月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    時代が一気に討幕へと傾いた要因ー孝明天皇の突然の崩御に関わる謎を巡っての政府の密偵の活躍を描く。
    ぐいぐい引き込まれる。
    元新選組の斎藤一改め藤田五郎警部、永倉新八改め杉村義衛、島田魁達も登場。
    秋山作品の斎藤の持ち味はこの本でも健在。
    他の作家の斎藤像とは一線を画すが、この何とも言えない斎藤像には

    0
    2011年07月24日

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