日本の地下水が危ない

日本の地下水が危ない

815円 (税込)

4pt

4.2

外国資本による日本の森林買収が増え、多くの自治体が「狙いは水資源ではないか」と警戒を強めている。日本の法律では、いったん土地を買われたら、地下水使用を制限できない。現在、淡水は世界レベルで不足し、外国資本による地下水独占が住民の生活を脅かすケースが各地で多発。同じ事態が日本で起こらない保証はまったくない。さらには、ペットボトル水需要の急増、森林・水田の荒廃など、国内事情も深刻化しており、このままでは日本の地下水が枯渇する!
危機的現状と自治体の必死の防衛策を緊急レポート。

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日本の地下水が危ない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    外国資本による、日本の地下水の買い占めの話で始まったので、てっきりそういう内容の本だと思っていました。
    が、読み進めると、「そもそも地下水とは何ぞや」といったとても基本的なことから、今後の地下水の保全のための提案まで、地下水全般を扱ったとてもいい本でした。

    正直言って、これまで地下水についてち

    0
    2013年12月19日

    Posted by ブクログ

    水が無くなるということは考えたことがなかった。今のままでは、地下水も枯渇してしまう。取水を一定程度制限し、涵養しなければならない。それも、地域の実情に合ったかたちで、異なる利害を調整しながら。水を守ることがいかに大切で難しいか、分かりやすい文章で、とてもよく理解できた。好著。

    0
    2021年04月10日

    Posted by ブクログ

    中国などによる土地の取得も問題だが、それ以上に自分たちの生活の仕方に問題があることに気づかされた。危機感を持ち、それを共有するためにも多くの方に読んで欲しい

    0
    2013年06月21日

    Posted by ブクログ

    世界でボトル詰め飲料水の需要が増えること、特に中国では水不足の深刻化がさらに進むと予想されることから、日本の水源エリア森林を中国資本などが買いあさり、水を「乱獲」するのではないか、と警鐘を鳴らす。現在の法規制は土地所有者が周囲環境への影響を無視して地下水を濫費することを防ぎえない。適切な規制の確立が

    0
    2018年10月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    チェック項目17箇所。驚くべきことに、日本には地下水に関する法律がない、数年前から法案が準備されてはいるが、各省庁からの異論、企業の反発などで遅れている。「水どころ」として知られる熊本市周辺地域の地下水位(2010年)は、20年前と比べて約5メートル下がった、使用料が75%に減ったにもかかわらず、で

    0
    2013年06月25日

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