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国際数学オリンピックに挑戦する子どもたちを教える英才セミナー講師が、上位入賞する子たちを観察して知った特徴、それは……。
「小学校1、2年生頃までは公文式の教材をやっていた」
「中学受験は熱心にやり、進学校に合格している」
「ピアノか囲碁将棋が趣味で、数学の勉強をやるときは熱中型である」
「ただしあまりきちんとした子は少なく、教材管理はできないし、字が汚い」
「工夫する力と洞察力にすぐれ、幾何が得意な子はイメージする力もとりわけすぐれている」
「物事を比喩的にとらえる感覚を持ったものが多い」
では、そこから数学の能力を伸ばす方法を抽出すると?
算数や数学が好きな子に育てたい親御さん必読の名著が携書になりました。
話題を呼んだ「数感を伸ばす練習問題10」も、もちろん収録。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
数感を身につけるには何が必要か。ご自身数学が得意で、たくさんの子供たちを教えてきた先生が経験をもとに説明してくれる。なかなか言語化が難しいテーマのはずだが、腑に落ちるように順序立てて解説されているので、非常に参考になった。考えることが苦手で超ズボラな自分がなぜ全然問題が解けないのかもよく分かってしまった。数学の問題をただ習ったことを当てはめて事務処理してきただけでは発想力など身に付くはずもない。そもそも頭の中で考えたり暗算したりも苦手。その積み重ねの努力が最低限必要で、長い忍耐勝負の末に身に付くのが数感だという。子供と一緒にゼロから時間をかけてやり直していくしかなさそうだ。もともと得意科目は英語と世界史が突出してるだけで他は微妙だった。今でも洋書や歴史の本は好んで読むが、新しい知識や情報、考え方に触れて満足してるだけではダメだと反省させられてしまった。本書でも触れられているが、英語は構文まる暗記で誰でも得意科目にすることができる。口語フレーズまる暗記は赤ちゃんが言葉を覚える過程と共通している。歴史は語呂合わせと視覚イメージで情報詰め込み。では数学を得意にするには?その答えはある意味苦行の先にある悟りの境地となっており、自分の経験にも良く合致している内容だと思われた。ここまで重要なことが分かりきっているなら、学校教育のカリキュラムに実装することも可能では?有名私学とかはやっているかもしれないが、うまくコストかけずにやる方法がありそうという期待も持たされた。
Posted by ブクログ
読むタイミングによっては、やる気が逆に無くなりそうな本、真っ当なことが書いてある分。。全体的には数学の個別分野の知識のインプットだけじゃつまるので、勉強を通じて必要な筋肉を鍛えるべきだ、という論旨。たしかにね。
そもそも生半可な気持ちでやるもんじゃないと何度も書いてあるのが印象的で、ずっと続けているうちにピンとくるタイミングを捉えるってのが良いのかもなと思った。
数学の学び直しを始めて、学生の頃より分かる深さが上がった気がするのは、結びつけて考えることのできる経験や、そもそも具体的抽象的という思考が身についているからなんだろうと思う。
意識的にできることとしては、問題によって鍛えたい筋肉を意識して解くこと。記憶の瞬発力なのか、問題のイメージを作ることなのか、論理を精密に言うことなのか。
特に問題の意味、問題の表す表現のイメージを頭の中に組み立てるのが比較的苦手になった気がするので、たまに紙を使わずに考えみるのも良さそう。
Posted by ブクログ
もっと早く知りたかった。
しかし若い内に聞いてもピンとはこなかっただろう。
自分が典型的な詰込み暗記型で、イメージ力が欠如しているということが初めて分かった。
(すっかり自分では数学脳である気がしていたが、まったくの勘違いだった)
中学まで数学は得意だったが、高校に入って全然ついていけなくなったのは、こういう事情だったのか。
これはいい恩師と出会って「その勉強法ではダメだ」と言ってくれないと、今の教師制度では、自分では絶対に軌道修正できないわ。
公式を覚えることだけに一生懸命だったから、今でも応用的な解の探し方が出来ないのだな。
これは相当に奥深いが大事な点だ。
数学もスポーツや音楽と同じで、「どの年代でどういう勉強を」というのが大事と説く。
スポーツの場合は完全に「ゴールデンエイジ」と呼ばれる9~12歳の間に、基本的なことをやらないと身に付かない。
バスケで言えばドリブルワークだったり、テニスで言えば打ち返しのフォーム。
サッカーもドリブルスキルやリフティングだ。
これは感覚的に理解できる。
自分の子供の頃に行っていた感触が残っているからだし、自分が大人になった際の経験則からも明らかだ。
数学ままったく同じだったということ。
適切な年代の時に、適切な数学の学習をしなければ、まったく将来役に立たないということだ。
これは耳が痛い!
(なぜなら自分にも息子にももう遅くて間に合わないから!)
「数学に感動する頭をつくる」結構本質なのではないか?
頭の中にイメージを作れるようになることがいかに大事なことなのか。
それは実生活にも必ず役に立つだろう。
(2019/12/5)
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