平均寿命の長い女性は、男性よりも多く相続を経験する可能性が高い。とかく現実逃避しがちな夫をこの問題にどう関わらせるか。陥りやすい相続のワナとは何か。不動産などの分割しにくい遺産が残されたとき、介護に絡むお金、子供のいない夫婦の相続など、税理士として数々の〈揉める案件〉に関わってきた著者が、大金持ちでも、特別欲深い人たちでもなく、ごく普通の人々の実例を紹介。老後の人生設計に欠かせない賢い相続対策の決定版。
Posted by ブクログ 2020年01月26日
p.59 夫から渡される少ない家計費を、がんばってやりくりした結果、貯めることに成功したへそくりが、なぜ夫のものなのよ!と思うことは当然のこと。しかし、法律上は少々違うのです。
→専業主婦の場合、へそくりは夫の財産として相続の対象となるそうです。妻の財産として認めてもらうには契約書を作って、贈与とし...続きを読む