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日本では、生涯未婚率はうなぎのぼりで、2040年には人口の半分が独身になるとの予測もある中、国の年金や税制は「専業主婦+子ども2人」の標準家庭をターゲットに策定されており、現状と全く乖離しています。
実際、独身者は、扶養控除もなく、現役時は税金面で損をしていることが多いのです。また、現役時には、収入のほぼすべてを自分で使えるので生活が贅沢になりやすいが、年金生活に入ると、家族持ちだと専業主婦世帯でも2人分の年金がもらえるところ、単身者は1人分の年金のみなので、現役時と老後の落差感が激しいことも特徴です。
加えて、独身者は親の介護を兄弟から押し付けられること多かったり、自分自身の病気や介護に対する備えもしっかりしておく必要があります。また、自分自身の死後のことについても、一人で考えておかねばなりません。
このように、独身者は独身者ならではのお金の問題があり、老後や将来への不安は既婚者より大きいにもかかわらず、これまで、単身者に向けたお金本は、あまり出ていませんでした。(またなぜか女性おひとりさま向けのものが多く実数が多い男性の単身者は手に取りにくいものが多かった)
本書は、単身者が、一生お金に困らず、幸せな老後を送れるようにするためのポイントを書いた「安心してひとりで生きていくための指南書です。
Posted by ブクログ 2022年12月29日
分かりやすい。今年の年末年始休みはお金の勉強をしようと思い手に取った。控除や保険など知らず知らずに損していることもあり考えさせられる。必要なものにはお金をかけてもいいけれど無駄なもの(安いからと言って買った物、服たち)は見直したいと思った一冊目。いろいろな本を読んで本当に何にお金をかける必要があるか...続きを読む
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