主観的・個人的な感性の問題である“美”にとって、客観的な論理や学問は可能だろうか? 美学的営為はそのはじまりから逆説的事態を宿している。崇高と芸術との内在的関係を問う「崇高と芸術」、身近に芸術を体感できる美術館の逆説をめぐる「比較芸術学と美術館的知」など、美学が孕む諸問題を解き明かす力作論考9篇。

ジャンル
出版社
筑摩書房
掲載誌・レーベル
ちくま学芸文庫
電子版発売日
2014年02月28日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

美学の逆説

Posted by ブクログ 2007年01月26日

それぞれ独立した論考9篇からなる文庫。
I.味覚の不幸
II.崇高と芸術:カント『判断力批判』に即して
III.芸術の社会学的考察
IV.美的距離の現象学
V.記号論としての美学:パースにおけるイコン論の成立と展開
VI.直観と表現:ベルクソン美学の構造
結び.イマージュと観念との戯れ

このレビューは参考になりましたか?