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お絵かき、デート、かくれんぼ。のんびりゆっくりな鳴滝荘の日々。「鳴滝荘」より贈るアパートメントコメディ、第2巻です。 (C)2001 Akira Kojima
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Posted by ブクログ
たいせつな場所。たいせつな人。 お絵描き、デート、かくれんぼ。のんびりゆっくりな鳴滝荘の日々。「鳴滝荘」より贈るアパートメントコメディ、第2巻発売です。
物語スタートから7話に渡って徹夜が続いていた隆士にとってはちょっとと言うには余りあるほど災難続きの日々 けれどもそれらを嫌な事、辛い事と片付けずに良い思い出悪い思い出ひっくるめて大切な要素と表現した隆士。この巻辺りから彼の優しさに満ちた価値観が垣間見えてくる キャラ紹介的な側面がありつつも梢の隣に...続きを読むいつも居る珠実の心情が描かれた第6話。第1話の時点から梢と隆士の仲はとてもお似合いでメタ的に言えばどう見てもこの二人はくっつのだろうなと思えるけど、そのためには梢を大切な友達と表現し、梢を悲しませるような人を「絶対に許さない」と言い切った珠実をいつか認めさせなければならない将来が見える内容だった ほんと、これまでも行動の端々から大変な事情を抱えている梢をどれだけ大切に想い、そして守ってきたかが伝わってくるだけに第6話で珠実の内面が少しでも描かれたのは大きな意味が有ったように思える もう一つ、印象的な話を上げるとすればやはり第11話の「きぼう」。 ほんわかした物語でありながら、ヒロインである梢には解離性同一性障害という重い設定を設けている本作。梢だけでなく、他の住人も重いものを抱えていると見えてきた話。 凸凹でありつつも互いを大切にしている様子が伝わって来て、お似合いの親子と見えていた黒崎親子。それが全く血の繋がらない親子であったのは驚きの事実だし、その事実がポジティブな朝美を人知れず不安にさせていたのも衝撃的 回想を見る限り、沙夜子が結婚したのって学生時代だよなぁ……。そんな沙夜子が親と絶縁して頼れる人も居ない状況で血の繋がらない朝美をここまで育ててきたのだから、第三者視点で見れば朝美の悩みはすぐに取り越し苦労だと判るもの どちらかと言えば、ここで隆士が二人の関係をきちんと理解した上で、実直且つ優しい言葉で朝美の笑顔を取り戻せるような言葉を投げかけた点は大きな意味を持っていたように思える 隆士が少しずつ鳴滝荘やその住人たちに馴染み始めていることが判ると共に、隆士がどのような人間かも見えてきた巻だった
鳴滝荘とその住人たち
白鳥が少しずつ鳴滝荘とその住人たちに馴染み始めている二巻目 ここまで災難続きでも前向きに捉えている白鳥の人間性がいい。他の漫画だと絶対揉めそうな出来事なんだがな
#ほのぼの #エモい #深い
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