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アニメ化に小説化、ゲームに舞台とあらゆるメディアミックスがなされ、連載終了から5年以上たった今でも、多くのファンから愛され続けている超人気作品。『SLAM DUNK』以降のジャンプで、初めて大ヒットしたバスケ漫画なのではないでしょうか?
異常な存在感の薄さをバスケに活かす主人公・黒子テツヤをはじめ、黒子たちの強敵であり元チームメイトでもある「キセキの世代」はみんな特殊ともいえる能力を持っています。現役ファッションモデルとしても活躍するイケメン・黄瀬涼太は一度見た相手の技をすぐに「模倣」でき、最強のセンター・紫原敦は「破壊の鉄槌」と呼ばれるダンクでゴールをポストごとへし折り、「天帝の眼」を持つ元主将・赤司征十郎と相対した選手は皆膝から崩れ落ちていく……。
こう書くと「トンデモバスケ漫画」のようですが、テニプリほどのやんちゃさはなく、選手たちの能力がバスケの試合の“知能ゲーム”的に引き立てています。そして何より、圧倒的に強い選手はシンプルにかっこいい!
ちなみに「キセキの世代」のメンバーは皆、髪や瞳と同じ色にちなんだ名前をしています(黒子を除く)。なので、カラー版で読まない手はありませんよ。
それぞれが特殊な能力を持っているため、フィジカルやテクニックだけでなく、プレースタイルの美学も作品内で強く問われます。特に、「自分は影だから」とコート内で目立つことを避けていた黒子の進化は超胸アツ……! 庇護欲を抱かずにいられない主人公らしからぬ主人公から目が離せません。また、キセキの世代以外にも個性的なキャラクターが目白押しで、推しが選り取り見取りの大渋滞状態。
キャラクターのスキルに心躍らせ、頭をフル回転させるエキサイティングな試合展開にヒリヒリし、推しキャラに萌え――「さすが、大ヒット作品はスキがねえぜ……」と思わせてくれる、大満足保証付きの作品です!
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