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ルサンチマンの泥沼の中で「神」や「超越的真理」へと逃避するのか、あるいは「永遠回帰」という「神聖な虚言」に賭け、自らの生を大いに肯定するのか? 二十世紀思想最大の震源地であり、今日もなお、あらゆる思想シーンに絶大な影響力を誇るニーチェの核心を果敢につかみ、さらに未来へと開かれた可能性を大胆に提示する、危険なほどの刺激的な入門書。
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Posted by ブクログ
なんとか最後まで読み切った。 超人のとことか理解が難しい箇所もあったけど、エッセンスは拾えたと思う。 ニヒリズムに留まらず生に対する意義を見出そうとするところに感銘を受ける。 血肉となる読書とはこのことだ。
現在高校1年生哲学書を読み始めて4カ月の初学者です。 読みたくなった理由 進路について最近悩んでいてそのときどう生きるべきか、世界に価値や意味があるのか疑問に思ったため読み始めました。 難易度 難解な部分もあり、ニーチェのことを全く知らない人や哲学書を始めて読む人にとっては難しいと思います。入門...続きを読む書ではあると思いますが、三冊目ぐらいに読むと楽しめると思います。自分は哲学書を読み始めて4カ月になりますが楽しめました。 面白かったところ 私はキリスト教に対して知識がなく、キリスト教は楽観主義的で、それを批判しているのかと思っていたのですが、ニーチェはキリスト教の隣人愛や利他性は禁欲主義的理想であり、その行く先がニヒリズムであることを批判していて、自分の想像とギャップがあったため、面白かったです。 自分が世界の価値や意味をどう捉えるようになったか 自分も前から思っていたのですが、絶対的な価値や意味はやはりないと思います。 逆に絶対的な価値や意味がないとも言えない気がします。 なぜなら絶対的な価値や意味がないというのがすでに解釈であり、真理ではないからです。 絶対的な価値や意味がない世界をどう生きるか やはり既存の価値基準に流されるのではなく、自分で価値観を選んだり、作る必要があると考えます。 なぜなら既存の価値基準は、誰かにとっての価値であり、解釈であるからです。 極めて当たり前のことですが、自分が何かに対して価値があるか、意味があるか、幸福であるかを感じているのであるから、他人や既存の価値基準では自分の人生を生きれないし幸福にはなれないです。 以上のことから、自分は既存の価値基準で死ぬのではなく、自分の価値基準で生きるべきであると考えました。
めっちゃ精読で読んだ。 一ヶ月にわたって約20時間くらい。 非常によかった。 ニーチェが好きになった。これからの生きる指針の一つにしたい。
めちゃよかった ニーチェの入門書としてとても良いと思う。 一回読むだけではなくて、何回も読み直すと理解が深まる。 ニーチェ著書の本を読んだときに理解しづらくなったら、一旦この本に立ち返るとよりわかりやすい。
今までの読書ではないくらい精読をして挑んだ。 ニーチェは聞き覚えのあるキラーワードがたくさんあり、且つその言葉それぞれが力強く既成の概念をぶち壊してくれるような期待感は常々ありました。 徹頭徹尾人間自身の「生」にフルベットしている思想だ、そこには胡散臭いものに一切与しないかっこよさがある。よもすれ...続きを読むばルサンチマン的境地に陥りやすい世の中だけど、心の片隅にニーチェを潜めながら生きていきたいと思う。
ニーチェに興味を持って本書を手にとった。 著者の解釈を交えた解説がわかりやすくてよかった。いきなり原著を読んでいたら理解できずに途中で挫折していたと思う。
真理は醜い 事実なるものはない、ただ解釈だけがある キリスト教はルサンチマン 認識論は弱者の論理 知や認識と権力が結びつくことの失敗。マルクス。 弱者にとって必要なのは、妬みではなく憧れ。 強者にとって必要のなのは、奢りではなく励まし。
なんという本だろう。衝撃を受けた。今までニーチェと言えば「神は死んだ」といったフレーズだけでろくに理解も(今も理解はしていないが)しておらず素通りしていたがそれは大間違いだと気がついた。 ニーチェの指摘したヨーロッパの病理がまさかキリスト教という宗教から生まれていたことや、真理を求めるといった普遍的...続きを読むに正しいと思われるような姿勢が逆に人間の弱さといった部分を、まさにルサンチマン的な態度であるということは衝撃を受けた。ルサンチマンやニヒリズムといった概念は薄く知っていたが、それが今現在の社会において特に色濃くなっているところにニーチェが指摘した病理の深さが図られる気がした。徹底したニヒリズムの先にある力への意思というものがなく、安易に何か絶対的なものや主導してくれるものに飛びつく様はトランプなどが人気になってしまう要因なんだと理解できた。しかしニーチェをこの本で学んだが、永遠回帰の部分と力への意思の部分は難解であり未だ咀嚼しきれていない。今度は道徳の系譜にチャレンジさしてみたいと思う。
ある企業の経営者が影響を受けた本との事で興味を持ちました。2001年宇宙の旅よく分からないままでこの歳になってしまいましたがこれでやっと分かりました。現在の混沌とした世界情勢を考えるうえでも役立ちます。
落合陽一が落合信彦に「ニーチェを読んでないヤツとは話ができねえな」と言われた、という話を聞き、ニーチェを読んでみようと思った。 が、いきなり「ツァラトゥストラ」なんかに手を出しても理解できないかも、と思い、この入門書を読むことにした。 一言で感想を書くならば、 「ニーチェすげぇ!」 といったとこ...続きを読むろ。 著者の解釈が正しいのかどうかわからないが、自分がなんとなく考えていたことを言語化しているところがすごい。 ルサンチマン思想の批判や、絶対的理念の否定など、よくわかる。 そうだよね、と納得できるし、19世紀にこの思想を打ち出した感性が素晴らしすぎる。 理解できる人は少ないかもしれないが、みなニーチェを読むべきだな、と思った。 ということで、次は「ツァラトゥストラ」にチャレンジしようかな。
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竹田青嗣
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