ネタバレ
Posted by ブクログ
2014年10月27日
篠原先生の作品はやっぱり面白い!
途中で飽きることなく最後まで読めます。
ストーリーもキャラクターも作りこまれてて好きです。
今回は主人公の六花より立花の方に感情移入しちゃいました。特にラスト。
黒龍に止めを刺した立花の心情を考えると、はじめは憎しみだけがあったのかと思ったけど、直前で白龍に黒龍が...続きを読む生き返る可能性をたずねているあたり、最後まで愛しい気持ちは残っていたんだなって思いました。
きっと立花は黒龍に止めを刺すことで、愛しい人に愛されることもなく、何百年と生き続けてきた自分の人生に存在意義を持たせたんだと思います。
立花は種を呑み続けるのかな?
黒龍が白龍みたいに人として生まれ変わって、立花と結ばれればいいな~と妄想してみました。