人間の未来 ――ヘーゲル哲学と現代資本主義

人間の未来 ――ヘーゲル哲学と現代資本主義

作者名 :
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作品内容

資本主義は今、格差を拡大しつつ地球を消費し尽くそうとしている。その制御がかなわなければ、私たちが近代以降なんとか確保しようとしてきた「人間的自由」は、息の根を止められかねない。近代哲学、とりわけヘーゲルは「自由の相互承認」という重要概念を示し、この問題を考える上でも欠かせない。こうした観点から、誤解にさらされてきた近代社会の本質を明らかにし、巨大な矛盾を生む現代資本主義をどう修正すべきか、その原理を探る迫真の思考。

ジャンル
出版社
筑摩書房
掲載誌・レーベル
ちくま新書
電子版発売日
2014年01月24日
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

    Posted by ブクログ 2017年08月31日

    現代社会は、さまざまな困難と矛盾を抱えこんではいるが、人間の本質的な「自由」が生きのびる可能性の原理はまだ死に尽くしてはいない。
    この「可能性の原理」を現実化できるか否かは、われわれ自身の一つの根本的な決断にかかっている。つまり、恣意的な理想理念の「物語」からではなく、これ以外にはありえないというい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年06月04日

    常に批判に晒されてきた現代資本主義が、どのような希求の元に、どのような“哲学”のもとに、どのような人間の「自由」の意味の下に、生まれてきたのかを説く。ヘーゲルの説く人間の「自由」が社会を形成する様。ポストモダンの皮相な弱点。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    反権力・反権威・反近代・反資本主義といった態度が、「無効」であること立証は説得力あり。そこから一歩踏み出し新しい合意を得られる原理は具体的には未だ心許ないが、踏み出す勇気は得られる。

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    Posted by ブクログ 2012年04月29日

    哲学者にしては珍しく資本主義社会を肯定的に評価している。哲学者が、特に形而上学に比重を置いたそれが、その学問の無意義を恐れて、経済社会を論じることは多い。そして古代からの人間精神の歴史を独自に解釈して、現代社会を批判する。その批判する哲学者の姿は遊びであればおもしろおかしく笑うことも出来るのだが、本...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年02月04日

    『人間的自由の条件』(講談社学術文庫)のテーマを改めてていねいに論じなおすとともに、現代におけるグローバル資本主義の矛盾に対してどのような処方箋が可能かという問題についての考察を展開している本です。

    著者は、ホッブズとルソーの社会契約説をみずからの観点から解釈し、彼らの仕事によって近代市民社会的な...続きを読む

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