古典基礎語の世界 源氏物語のもののあはれ

古典基礎語の世界 源氏物語のもののあはれ

880円 (税込)

4pt

4.2

源氏物語に出てくる「モノ」とその複合語を、日本語学の視点から再検討。正確な意味の把握によって、平安時代の人々の実像が明らかになる! 日本語学の泰斗による、古典語の奥深さと魅力が味わえる一冊。

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古典基礎語の世界 源氏物語のもののあはれ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この本は、国語学者で学習院大学名誉教授の著者が、『源氏物語』を中心とした古典に登場する接頭語の「モノ」という言葉の持つ意味を再検討したものです。
    「もののあはれ」「ものうし」などのように接頭語として用いられ、教科書的・辞書的には「なんとなく…」と訳して用いられることが多い「モノ」にスポットを当て、そ

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    大野晋先生の切り口は面白い。
    「もののあはれ」、「ものさびし」、「ものいひ」などの「もの」の付く古語の意味を正確につかむために、「もの」という言葉にスポットをあてて突き詰めていく。
    現代では、「もの」と言われれば、「物体」としての「もの」くらいしか思い浮かばない。
    しかしながら考えてみると現代でも、

    0
    2015年05月09日

    Posted by ブクログ

    一冊まるまる源氏物語の「モノ」の語釈。
    これに学部の1年生の頃に出会ってたら文学を選ぶ可能性もあったのかな、っていうぐらいキッチリ理詰め。
    割と目から鱗。
    ただ、読者に源氏物語の知識がある程度あるのが前提。

    0
    2012年10月28日

    Posted by ブクログ

    春の うきうきした感じを言ふためにこれを出した。それからすればこれは納得できる訳だと思ふ。では、大野晋編著「古典基礎語の世界 源氏物語のもののあはれ」(角 川文庫)にどうあるか。結論だけ記せば、「『源氏物語』以前のモノノアハレは専ら『人の世のさ だめのあわれさ』に限られていた。ところが『源氏物語』で

    0
    2012年10月28日

    Posted by ブクログ

    現代語訳をしていると、生徒に聞かれることがある。
    「先生、この“もの”はどういう意味ですか❓」

    すみません。
    私はいつも逃げてました。
    今回、読んだことで、いかに深い言葉かわかりました。
    ただ、これを生徒に教えるかと言われれば難しい。
    興味があったら自分で読みなさいの世界だな。

    0
    2013年03月27日

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