古典基礎語の世界 源氏物語のもののあはれ
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古典基礎語の世界 源氏物語のもののあはれ

715円 (税込)
357円 (税込) 5月23日まで

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4.0

源氏物語に出てくる「モノ」とその複合語を、日本語学の視点から再検討。正確な意味の把握によって、平安時代の人々の実像が明らかになる! 日本語学の泰斗による、古典語の奥深さと魅力が味わえる一冊。

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古典基礎語の世界 源氏物語のもののあはれ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2015年05月09日

    大野晋先生の切り口は面白い。
    「もののあはれ」、「ものさびし」、「ものいひ」などの「もの」の付く古語の意味を正確につかむために、「もの」という言葉にスポットをあてて突き詰めていく。
    現代では、「もの」と言われれば、「物体」としての「もの」くらいしか思い浮かばない。
    しかしながら考えてみると現代でも、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月28日

    一冊まるまる源氏物語の「モノ」の語釈。
    これに学部の1年生の頃に出会ってたら文学を選ぶ可能性もあったのかな、っていうぐらいキッチリ理詰め。
    割と目から鱗。
    ただ、読者に源氏物語の知識がある程度あるのが前提。

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    Posted by ブクログ 2012年10月28日

    春の うきうきした感じを言ふためにこれを出した。それからすればこれは納得できる訳だと思ふ。では、大野晋編著「古典基礎語の世界 源氏物語のもののあはれ」(角 川文庫)にどうあるか。結論だけ記せば、「『源氏物語』以前のモノノアハレは専ら『人の世のさ だめのあわれさ』に限られていた。ところが『源氏物語』で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年03月27日

    現代語訳をしていると、生徒に聞かれることがある。
    「先生、この“もの”はどういう意味ですか❓」

    すみません。
    私はいつも逃げてました。
    今回、読んだことで、いかに深い言葉かわかりました。
    ただ、これを生徒に教えるかと言われれば難しい。
    興味があったら自分で読みなさいの世界だな。

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