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欧州にて劣勢が続く独軍は、科学技術力を結集し、新型兵器V2、さらに衝撃の最終兵器の開発に成功した。一方太平洋では、トラックから撤退し進退窮まる日本軍が、情報参謀・磯崎稔の提案によりパラオに全戦力を集結。「大和」「武蔵」に加え近代化改装を終えた「劔」「燕」含む劔型四隻で一撃講和に最後の望みをつなぐ。対する米軍は、ニューハンプシャー級を始めとする新鋭戦艦九隻と新型探知機「ウェザーマン」を投入し兵力で圧倒せんとする! 著者作家生活20周年記念の戦記巨篇、ここに完結。
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Posted by ブクログ
戦艦同士の戦いを軸に据えたこのシリーズもいよいよ最終巻。目次を眺めると「終局の光」、巻頭イラストは双発の爆撃機と大きな火球。否が応でも原子爆弾を想像してしまう。どこに落ちてしまうのかとハラハラしながら読み進めていったが、いざ艦隊決戦が始まるとそんなことは忘れて一気に読みきってしまった。
お互いにこれが最後の戦いになるとわかった上での決戦は、まさに最終巻にふさわしい内容だった。アウトレンジからの砲撃でいきなり「霧島」が轟沈した時にはもはやこれまでかと思ったが、米軍の猛攻に耐え、傷つきながらも同航戦に持ち込み、「大和」「武蔵」そして劔型四隻が四六センチ砲を叩き込む展開は熱いものがあった。さらにこの決戦に航空機が割り込むことがなかったのも非常に素晴らしかった。
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