「失われた20年」の終わり 地政学で診る日本経済

「失われた20年」の終わり 地政学で診る日本経済

1,408円 (税込)

7pt

5.0

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アメリカの「中国封じ込め作戦」がついに始まった!
1989年にソ連が崩壊し、米国にとって、日本を強くしておくことの意義が薄れた。そこで、日本の躍進を食い止め、米国の経済優位を維持することが米国の至上命題となった。1990年以降20年間の日本の停滞はその文脈で理解できる。
常軌を逸した超円高による日本封じ込めが起きたのだ。それを受けて日本は、賃金カットや工場の海外移転を進めてきた。日本は、生産性の向上に努めながら、一方ではそれに所得の増加がついてこない、という状況に陥った。こうして、グローバル化のなかで、日本だけが繁栄というメリットを受けられずにきた。
ところがいま、中国の台頭を受けて、そのパワーバランスが変わってきている。かつての日本バッシングは中国バッシングに変わり、日本は再び、米国の同盟国として繁栄を許される環境が整ってきた。中国の台頭を受けて、覇権国アメリカにとって日本の重要性が再び高まってきた。
失われた20年は日本を鍛えた20年であり、これからの経済繁栄の余地は大きい。著者独自の視点で描かれた、元気が出る日本経済論。

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「失われた20年」の終わり 地政学で診る日本経済 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2011年04月19日

    この時代に珍しく、日本経済に関する明るい見通しの経済書。
    面白く読むことができ、充実感がありました。

    2010年までの20年は”失われた”のでなく、
    日本企業が過去の非効率性を矯正しつつ鍛え上げられた時代であり、
    これからは日本、米国、ドイツの経済が上向くだろうという主張。

    これから、著者の主張...続きを読む

    0

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