信長の忍び 7巻

重野なおき

[ブクログ · ★★★★★]

この巻の見所いや、見ておくべきは比叡山延暦寺の焼き討ち。千鳥ちゃん、信長、光秀、みんながつらい思いをして焼き討ち行為を実行している。
その凄惨さは忘れてはいけない。千鳥ちゃんの言葉が耳に突き刺さりました。

[ブクログ · ★★★★★]

比叡山焼き討ち編。
まさかヒロインにここまでやらせるとは。
この巻は4コマギャグ漫画の範疇を超えていると思う。

[ブクログ · ★★★★★]

自分から「ターニングポイントです」って書くのはちょっと冷めちゃうけれど、それでも一種の覚悟が決まっているような7巻。メインキャラクターたちが、自ら、無差別虐殺に手を染める話です。

[ブクログ · ★★★★☆]

比叡山の焼き討ちで、虐殺に手を貸してしまった千鳥。天下布武のためとはいえ、ここまで、やっちゃうヒロインも珍しい。森可成、太田牛一、今川氏真、武田4名臣…戦国はキャラクターの宝庫だったんですね。松永久秀、北畠具教なんか、転がし方が上手い。

[ブクログ · ★★★★☆]

比叡山焼き討ちがメイン。「ちがう」「殺したのはワシだ」「だから今はまだその刀を鈍らせないでくれ」なにこの信長様全力で生き延びてくれ

[ブクログ · ★★★★★]

このマンガに出てくる人物達は、ほとんどが実在した訳ですが、
とても魅力的に描かれています。
小説では好きになれなかった人物でも、なんかかわいいです。
特に秀吉は、サルが仲間になろうとするぐらい似てます。
この巻ではついに武田信玄が動き始め、前巻まで正体不明だった女忍び
が明らかになります。
しかし今回のメインはなんといっても比叡山焼き討ちでしょう。
信長の命に忠実に、また比叡山を敵に回すことへの抵抗のある兵士達の
身代わりになるかのように戦い続ける千鳥。敵とは思えない者を斬ること
で精神的に追い込まれた彼女に信長がかけた言葉。いいですよ。
この言葉があるから、直前に明智光秀がかけた言葉が余計笑えます。
また甘党として描かれる信長が、自らへの包囲網を例えた言葉も
むっちゃ笑えます。
面白いけど史実は外さない。いいマンガですよ。

[ブクログ · ★★★☆☆]

延暦寺焼き討ちの辺りのお話。
各話のタイトルはギャグなのに、ストーリーはちょっと重いです。武田信玄と前巻から出てた謎の巨乳美女が、信玄お抱えの歩き巫女という女忍び集団のリーダー千代女(ちよめ)であることが判明。松永久秀吉の簡単に裏切るところ、ギャグ漫画だからまだ笑えるけど、ここでかよ、酷いなと思ってしまいました。
ラストの、
生きる事です！！必ず生きて帰ります！！
って千鳥ちゃんの最後の台詞が印象的でした。

次巻、三方ヶ原(みかたがはら)の戦い開幕へ。武田軍vs徳川軍