非在の街

非在の街

3,960円 (税込)

19pt

4.0

元地図学者のネルは、ニューヨーク公共図書館の高名な地図学者である父の急死を知らされる。父はなぜか、平凡な一枚の道路地図を大切に隠していた。だが、価値がないはずのその地図の複製は、あらゆる所蔵機関から失われていた。父の死の翌日に図書館を襲い、煙のように消えた殺人犯の狙いもこの地図らしい。ネルは地図の秘密を探っていく。その地図は、隠された世界への招待状だった──新鋭が放つ傑作幻想小説。2023年ミソピーイク賞候補。/解説=渡邊利道

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

非在の街 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ファンタジーミステリで普段読まないジャンルだけどめちゃくちゃおもしろかった 一気読み 映像化されそう 地図の著作権を巡る実際の裁判を基にしたそうで読後調べたらその裁判自体も地図のウォーターマークも街の話もすごくおもしろかった

    0
    2025年08月22日

    Posted by ブクログ

    地図にしか存在しない街が、実は存在する、という設定の、男女七人夏物語。
    地図上にあれば存在することになるのか、実際にはあるけど地図になければ存在しないことになるのか、とある種の認知論みたいな話になってくる。
     登場人物のセリフでもあるが、実際、我々は街を歩くとき、スマホの地図ばかり見て、眼の前の状況

    0
    2025年08月14日

    Posted by ブクログ

    なんとも言い様がないのだけど、ミステリーと思って読んでたら、最終的にミステリーじゃなくなっててモヤモヤしてたら、あれ?これ創元海外SF叢書じゃないのと気づく。SFなら納得はできなくはないが、どちらかと言えばファンタジー寄りで、諸々の出来事の根本がファンタジーでしたとなれば、謎解きも拍子抜けとなってし

    0
    2025年07月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    コピーライト・トラップとして架空の町アグローが書き込まれた地図を巡るミステリー。地図を入手するため殺人事件までもが連続して起こる。高名な地理学者の父親にパージされて地図学界から追放された地図学者の娘が謎に挑む。
    架空の町のはずが、その地図をたどるとアグローに行き着くことができる。

    0
    2025年06月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    非在の街を読んだ。この本は少々お高く普段なら買わなかっただろう。旅の勢いで買ってしまった。
    旅先では普段と違う発想になれるので、思い切ったことをするにはいいチャンスだろう。
    旅先でいろいろなことをしたり、買ったりするために多めに旅の予算を考えておくことは重要かもしれない。
     
    この本を読んだ感想とし

    0
    2025年05月06日

非在の街 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

創元海外SF叢書 の最新刊

無料で読める SF・ファンタジー

SF・ファンタジー ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す