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Posted by ブクログ 2023年04月26日
書店で大量に平積みされていたので深く考えずに購入しましたが、とても勉強になりました。本書は政治経済だけでなく庶民の生活状況、文化(演劇等)の発展などかなり幅広いトピックを取り扱っていて読み応えがあります。特に経済面についてはかなり平易な記述になっているので、景気の波がどう起こったのか、政府がどう対応...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年07月24日
『昭和経済史』および『現代経済史』(ともに岩波セミナーブックス)で、経済史の観点から昭和の歴史を通覧した著者が、政治や社会の動きも含めた昭和史の全体像を描いた本です。
上巻では、1926年から45年の終戦にいたるまでの歴史が、わかりやすく説明されています。この時代については、さまざまな立場からの歴...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月03日
経済政策と政治面の両面から戦前を捉えている。いかに日本が戦争に突入したかという点に加え、戦前に、戦争準備のために作られた制度が、戦後形はそのままに意味合いだけ変えて存続している、ということが非常に興味深かった。
左翼、右翼というくくりが、日本全体が右寄りになることでいっぱからげに右寄りな思想になって...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月01日
かなり硬質な文章だが、表現はよく意を達する、面白い文である。概説書より詳細に論じながらも、重大な歴史的事象から事象へとテンポよく進み、飽きが来ない。ただ、日本にとって塗炭の苦しみを味わった時代でもあり、私も快調に読んでいくという訳には行かなかった。事実の叙述を丹念に行った上で、歴史評価を試みているが...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月17日
高校を卒業したのははるか昔になるのだが、その頃の歴史の勉強は縄文時代から始まって江戸時代まで進んだかどうか記憶も定かではないのだが、近現代史を習った記憶はない。遺跡や古文書を頼りに事実があったかなかったか怪しい時代のことを学ぶのはロマンがあって楽しいかもしれないが、いまを生きる若者にとってその将来に...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月08日
とりあえず上巻だけ・・・
東大の先生が結構前に書いた本・・・
統計学や日本経済論の先生だそう・・・
だから、なのか?字がビッシリ・・・
同じ昭和史だったら半藤一利のモノの方が読みやすいと思う・・・
初めて昭和史モノを読むならまずはそっちをオススメ・・・
こっちを先に読んだら挫折しちゃうか...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月26日
敗戦までの昭和史。憶測や推察を極力排し、淡々と事実を記述する構成と、それを可能にした著者の調査力は素晴らしい。
当時の思想や文化、内閣の世評などに詳しい。大正デモクラシーの熟成を経て、共産主義や国粋主義の台頭、世論を伺う内閣は、現代とそれほど変わらない。しかし財政を圧迫する軍事予算を憂慮する高橋蔵...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月25日
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