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ぼくたちは遠く旅をする。星の囁きに耳を澄ます日々。詩人、バイオリニスト、天文学者……「宇宙」を夢見た少年たちの孤独な軌跡。――学校の裏山にぽつんと建つ摂知庵(せちあん)という奇妙な家。少年3人組はそこで神秘的な中年男と出会った。銀色のドームに籠もり、遠い星に思いを馳せる日々。「宇宙」に魅せられた少年たちはそれぞれ大きな夢を追いはじめた。しかし大人になって見上げる空は、ときに昏(くら)く……。切なくほろ苦い青春の果てを描く傑作小説。
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Posted by ブクログ
所謂偏愛的作家である。きっかけさえあれば池井戸並みにブレークする筈だが敢えてその必要もあるまい。設定は処女作の、幼馴染の五人が有人火星探査を目指す『夏のロケット』に酷似している。但、本作はネガ!誰かに勧めたいかと言うとそうではない。特に『夏の~』に感動した人には勧め辛い。著者をずっと追っかけて来た人...続きを読むにだけ読んでほしい。人間という存在に何か意味を持たせたがる人も居るが生れたことに目的等なく、その生も一瞬の移ろいに過ぎないからこそ、人は自由であり掛け替えない存在たり得るのではないか?主人公とは同じ年に生れた。
星の声が聞こえるようになった。 気がします。 最後のシーンが心に残る。 ただそれまでのプロセスはちょっと物足りなさがあります。
山の中の小屋で仕事もせずにプラネタリウムを作ったり宇宙からの信号を受信しようとしたりという少し変わった大人せちやんの影響で、宇宙に憧れていた中学生が大人になり、すごい人だと思っていたせちやんは実は社会的には全然すごくなかったことなどをうっすら再認識しながら自分の人生を生き、紆余曲折あって原点に戻る、...続きを読むという少しせつないお話。天文学や金融経済、ネットワークのことなど身近でない知識の解説も丁寧でわかりやすい。
夢と現実が折り合わさっている。どういう風に生きていくか云々。科学と宗教は紙一重。あっけなく終わるけど謎の信号の結末は秀逸。後書きの人と同じように読んでる間コンタクトが頭から離れなかった。
戻れない、ってこういうことだな、と感じさせる作品。文章も綺麗だし、子供から大人への移行、停滞した大人を切なく書き出しているんですが、私には残らなかった。
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