とりかえばや物語

とりかえばや物語

1,265円 (税込)

6pt

平安時代末期に成立した『とりかえばや物語』は、内気で女性的な若君と、男性的で快活な姫君とが、それぞれ女装して、男装して生きていくことで展開する王朝の物語である。「男女をとりかえたい」との父親の願いが、そのまま物語のタイトルになっている。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。

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とりかえばや物語 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年02月19日

    後半で秋月が恋愛に目覚め男性としての人生を謳歌するのは以外でした。現代語訳も素晴らしく古典に抵抗のある大人も楽しく読めると思います。

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    Posted by ブクログ 2017年07月15日

    あらすじだけは知っていたけれど、初めて読んで見て、こんなに面白い話だったとはーー!
    すっごいフェミニスト小説だったんですねえ。
    口語訳も、原文にはないキャラクター名をつけられていることもあってかなり読みやすい。

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    Posted by ブクログ 2014年10月29日

    とりかえばや物語。このお話が平安時代に生まれているのがすごい。「女としての生き方」とか「男としての生き方」というごく現代的なテーマで。ハッピーエンドだし。面白かったー。

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    Posted by ブクログ 2014年02月27日

    女らしい男の子と、男らしい女の子の兄弟が、入れ替わって生活して、なんやかんやで、最後は男の子が男の生活、女の子が女の生活に戻り、万事丸く収まるという、まあ都合のいい平安時代の物語。
    平安時代の昔から「男性社会」に不満をもっている女性がいることが新鮮でした。

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    Posted by ブクログ 2013年08月04日

    男女入れ替わりの原型ともいえる名作。
    宰相中将のぶれないクズさがいい味を出してる。
    特に終盤などはかなりご都合主義なところもあるけど、男装した宮廷人が月一回実家に戻るとか、ところどころにある妙に現実的な描写が面白い

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    Posted by ブクログ 2012年07月06日

    氷室冴子の「ざ・ちぇんじ」を読んでから、ずっと原作が気になっていた。
    無理があるストーリーだけど、おもしろかった。
    夏雲の書かれ方がちょっとかわいそうだけど。

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    Posted by ブクログ 2019年04月17日

    テーマとしても今に通じるトランスジェンダーの問題を扱いながら、その心理描写が豊かである。大林宣彦の転校生につながるが、もっといろいろ展開できそうだ。

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    Posted by ブクログ 2010年09月29日

    「とりかえばや物語」は平安時代末期に成立した、作者未詳の物語です。
    まず、「とりかえばや」って何?と思いますよね。
    「とりかえ」はもちろん「取替え」で、「~ばや」というのは「~したいものだなあ」という願望を表す言葉です。
    何を取り替えたいのかというと……男女の立場です。
    いま、巷では「男女逆転の大奥...続きを読む

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