会社と株主の世界史 ビジネス判断力を磨く「超・会社法」講義

会社と株主の世界史 ビジネス判断力を磨く「超・会社法」講義

ビジネス・実用
2,420円 (税込)

12pt

「株式」をめぐる歴史を分解したら、現代の経営の課題が見えてきた!
英国東インド会社まで遡り、株式会社の存在意義と経営の在り方をめぐる社会・株主と経営者・時の権力者とのせめぎ合いの歴史を、数々のエピソードとともに追跡。
◇会社の活動範囲の制限から社会的責任論へとつながった「定款の壁」をめぐる争い
◇公害や偽装、情報漏洩など、法人の法的責任を問う制度が抱える問題
◇株主の有限責任制とホールディングスの責任という「抜け道」をめぐる今日的課題
◇株式を売る権利をめぐる切実な要請と、株式譲渡自由の原則により成立した証券市場に受け継がれる自治の気風
◇アダム・スミスが喝破した「所有と経営の分離」が内包する問題、その解決策としてのコーポレート・ガバナンスの核心である株主総会の意義
◇「万能主義」から「限定主義」そして「経営にモノを言う」新たなステージへと変化し続ける株主総会
◇変わる株主(社会)と経営者との関係のもと、これからの株式会社の在り方
などをテーマに、現代のビジネス社会にとって重要な課題を解説。プロ株主(総会屋)との対峙、PL、役員の解任や経営権をめぐる争いなど当事者としての豊富な経験に基づく内容は読み物としても面白く、法務関係者だけでなく、すべてのビジネス人に読んでほしい一冊。

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会社と株主の世界史 ビジネス判断力を磨く「超・会社法」講義 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白説明本。株式会社の説明が、成り立ちと歴史という軸で説明してもらえことで頭にスッと入ってくる。投資初心者にも良さそう

    0
    2025年09月04日

    Posted by ブクログ

    中島先生は、会社法の専門家だけれど、この本は株式会社の歴史を紐解きながら、会社法の枠にとらわれず、「株式会社のそもそも」について語っており、とても勉強になった。

    第8章で、株式会社の目的は「人々の役に立つこと」であることを真正面から語っているが、そのことを最初からすんなりと腹落ちできる会社員が果たしてどれくらいいるのだろうか?と考えてしまった。

    この目的をしっかりと腹落ちしていれば、一見面倒臭いIR活動も、従業員を大事にするためのハラスメントの撲滅も、みなすんなりと入ってくる。会社の公共性は、決して美麗文句ではなく、会社の本質なのだ。

    本書を読んで発見だったのは、1856年に「株式有限責任制」が確立する前、例えば東インド会社の時代には、出資者は無限責任を負っていたこと。つまり追加出資責任と会社債権者に対する連帯責任を負っていたということ。

    0
    2025年08月13日

    Posted by ブクログ

    弁護士中島先生の渾身の一冊。
    商法・会社法の歴史を学ぶにはもうこれ一冊で良いのではないだろうか。(他にちゃんと読んだことはないけど。)
    最近、佐藤直人弁護士も会社法の歴史やガバナンスを振り返る本を出しているが、合わせて読むとより効果的かも。
    中島先生はリアル総会派であることが分かる一冊でした(笑)
    もちろん、きちんとした歴史的背景を示しながら解説してくれます。

    0
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

    2025.03.05
    忙しい人は第8章だけでも。
    株式会社の歴史、取締役、会社法の原理、株主とは何かなど丁寧に記されている良書。
    読む価値あり。投資うんぬんは別として資本主義の社会に生きる人には読む価値アリ。

    0
    2025年03月05日

    Posted by ブクログ

    会社の成り立ちを
    振り返りながら

    株式会社と株主の
    今後について
    持論を交えて

    会社の法人責任部分は
    一部異論はあるが
    優しくわかりやすく
    未来を見据えた内容

    #会社と株主の世界史
    #日本経済新聞出版
    #中島茂

    0
    2026年08月22日

    Posted by ブクログ

    株式会社はその始まりから公共性を有しており、現代においては利益だけでなく環境・人権等も重要になっている。変わりゆく株式会社を担う株主と経営者は、東インド会社に始まる株式会社の歴史を学ぼう。という書。

    以下の点が勉強になった。

    【歴史】
    ▶︎公証人は国王に代わり文書を作成する権威ある機関だった。
    ▶︎スペインとの戦争の費用を調達するため、エリザベス1世は東インド会社にインド貿易の独占権を与え、特許料を得た。マグナ・カルタにより、徴税は議会の承認なくできなかったが、特許料取得はできた。
    ▶︎特許状を意味するCharterは、定款の意味も持つようになった。
    ▶︎東インド会社への特許の以下の特徴は、現代の発明に対する特許に通じる。
    ①行政権(国王)による独占権付与
    ②独占権侵害者への損害賠償義務・刑事罰
    ③独占内容の公開(patens、patentの語源)
    ④独占期間制限
    ⑤国王への利益の一部納付(royaltyの語源)
    ▶︎定款の権限外(ウルトラ・ヴィーレス)の行為を認めないという法理が強かったが、徐々に緩和された。日本では政治献金判決。
    ▶︎株主有限責任には賛否両論あったが、鉄道事業で広く資金を集めるために認められた。
    ▶︎財閥を問題視したGHQの意向で独禁法9条により持株会社は1997年まで禁止されていた。憲法9条と合わせて「2つの9条」と呼ばれていた。

    【株主総会】
    ▶︎デュープロセスとは、たとえ結果が分かっていてもルール通りの手続きを踏むことに価値があるという考え方。株主総会もそう。
    ▶︎株主総会の「議題」は決議事項のタイトル(「取締役選任の件」等)、「議案」は決議事項の具体的内容(「〇〇氏を取締役に選任する」等)。
    ▶︎会社法上、取締役会設置会社の株主総会の決議事項は、法定事項と定款事項のみに制限されている。この制限をクリアするため、「気候変動対策を重視した経営を行うことを定款に定める」等の定款変更の株主提案の形をとる。定款変更は法定事項。ただし、定款変更には特別決議(過半数出席+2/3賛成)が必要なのでハードルは高い。「有事型買収防衛策」は法定事項でも定款事項でもないのに株主総会で「株主意思確認決議」を取ることを鑑みると、気候変動対策等も株主総会で直接決議してもよい。

    0
    2026年08月13日

    Posted by ブクログ

    シンプルにさらっと読んだが面白かった。普段使っている会社や経営者、株主といった言葉の起源や意味するところを深掘りしていく。知っているようで意外と知らない、の領域を突いた、ためになる内容だったと思う。

    0
    2026年06月28日

    Posted by ブクログ

    株式会社の成り立ちについてよく分かる本。
    会社法もしっかりと頭に入ってくる。
    最近知財について勉強していたのだが、まさかこの本で特許の原型を作ったのがエリザベス1世だと知るとは思っていなかった。

    0
    2025年09月12日

    Posted by ブクログ

    個別株取引をしている人が面白く読めそうな本。
    会社法の歴史を紹介しつつ、エッセンスを学べると思う。
    個人的には7章、8章が面白かった。

    8章はかなり今日の話題が多い。

    0
    2025年04月18日

    Posted by ブクログ

    佐高山株式会社を例にした話はとても分かりやすく勉強になったが後半になるにつれ近代経済学の授業になってきてしまい頭に入りにくくなる

    0
    2025年01月26日

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