江戸歌舞伎役者の〈食乱〉日記

江戸歌舞伎役者の〈食乱〉日記

660円 (税込)

3pt

3.7

七代團十郎の鶴雑煮、瀬戸内の海水むすび、松茸出汁の蕎麦、伊勢の舟盛、糸魚川の鯛の潮煮、由比の鱚の蒲焼、五代高麗蔵の牡蠣雑炊……。幕末の名優・三代中村仲蔵の自伝『手前味噌』には、諸国の珍品、名物の記録が数多く遺されている。食べ物だけでなく、東海道から中山道、越後、伊勢、尾道など、旅興行で巡った土地の人情、風俗も活き活きと描写され、江戸時代がいかに豊かだったか実感できる美味しい一冊。

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江戸歌舞伎役者の〈食乱〉日記 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2012年02月20日

    江戸時代の歌舞伎役者中村仲蔵の自伝「手前味噌」を読み解きながら、当時の食文化を紹介する。

    薀蓄系の本ではあるけれど、仲蔵の人柄もあってか実に楽しく読んだ。
    読んだ端から誰かに教えたくなるようなネタ満載。
    ふんだんに使われている図画も興味深かった。
    こういう本、好き。

    0

    Posted by ブクログ 2012年01月04日

    中村仲蔵と言えば三遊亭円生、ってことを言うと歌舞伎ファンには馬鹿にされるのであろうが、自分にとって中村仲蔵は学生時代に聞いた円生の落語のタイトルで知った歌舞伎役者の名前だ。(そう言えば「円生」名跡の後継者問題はどうなったんだろうか?)

    ここで言う仲蔵は江戸末期から明治初期を生きた歌舞伎役者で、血筋...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年01月27日

    江戸時代の食生活。
    そんなもの知って何になる?と問われると非常に苦しいが。


    でも、面白い。息抜きにピッタリ。ソファの上かお風呂の中で読むのがオススメ。
    うっかり電車の中で読んでしまったので☆一つ減点。腹が減って仕方がなかった。

    江戸時代の歌舞伎役者中村仲蔵がつけていた食日記を考察するのが本書。...続きを読む

    0

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