終わり続ける世界のなかで

終わり続ける世界のなかで

作者名 :
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作品内容

ノストラダムスの予言を知った私と瑞恵は、「世界を救うために全力を尽くす」と誓った。「今でも世界が滅びるって信じてるの?」――世界は今この瞬間も、終わり続けている。私の命はいつだって死へと向かっている。それでも、生きる意味はあるのか。迷いながら生き延びる伊吹の心の軌跡を辿り、同時代を生きる魂に問いかける、渾身の書下ろし長篇小説。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
新潮社
ページ数
350ページ
電子版発売日
2012年05月25日
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
2MB

終わり続ける世界のなかで のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2012年03月25日

    なんだかとてもよく分かる気がする。
    真剣に生きるということ。
    真剣に生きるというのは実は辛いことだ。
    人は、常に真剣でいることは難しい。
    真面目でいようとすると、真剣になれない時の自分を責めてしまうこともある。
    主人公と私は同じ年。
    なんとなく主人公と自分が似ているとさえ思った。

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    Posted by ブクログ 2012年03月25日

    それでも人生は続く。

    濃い。300ページ以降は一言一言が深い。
    特にP.340は必読。

    終わり続ける、というタイトルは秀逸。

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    Posted by ブクログ 2015年09月15日

    タイトルに惹かれて読んだ本。
    ノストラダムスの予言に怯えた少女がその後どう生きたかを描き、人生とは何かを作者なりに伝えた本。
    ノストラダムスの反論やいくつか出てくる宗教に対する反論など、作者の考えが如実に表れて、「なるほどね。」と思いながら読むことが出来ました。
    共感できる部分も出来ない部分もあると...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月27日

    「ノストラダムスの大予言」は中学生の頃にやっぱり熟読したけれど、この作品の登場人物のように「世界が終わる」と思い詰めたりはしなかった。そこがピンとこないので、登場人物の言動にたびたび無理を感じてしまった。しかし、自分が周りとしっくりこない、そんな時期、特定の思いや感じ方にとらわれて苦しい思いをする、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年12月29日

    この小説は、久々に私に大きなインパクトを与えてくれました。
    ここで描かれているストーリーは決して読んでいて心地の良いものではないのに、
    ラストは実に感動的です。

    著者の書き下ろしだそうですが、東日本大震災を経て感じたことを
    一息に書いたのではないかと想像するくらい、
    文章に‘熱’を覚えました。

    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年03月09日

    前半、無理かもしれないなと読むのをやめようかと思いつつ、どう終わるのか知りたくて読み進め、結局最後まで興味深く読めたのはやっぱり作家さんが上手なのかな。
    それにしても、前半は特に、気持ちがザワザワしてなんとなく不安感を感じる本だった。

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    Posted by ブクログ 2012年01月18日

    1999年、7月……あの予言どおりには、世界は終わらなかった。私はまだ生きている──。

    ノストラダムスの予言を知った私と瑞恵は、「世界を救うために全力を尽くす」と誓った。「今でも世界が滅びるって信じてるの?」――世界は今この瞬間も、終わり続けている。私の命はいつだって死へと向かっている。それでも、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月10日

    ノストラダムスの予言通り1999年に世界が終わると信じてしまった1969年生まれの少女が「その時」を超えるまでの物語。
    小学生時代は親友と共に世界を破滅から救おうと考え、高校時代は親友との距離に悩み、大学では「世界救済委員会」のサークル内で人間関係に悩み、社会に出てからも自分と世界との関係の狭間で揺...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年01月24日

    人に影響されやすい主人公・伊吹。ノストラダムスの大予言を信じて、破滅を回避するためにたくさん勉強して何か世界を救う役に立つような人間にならなくちゃ、と真剣に言っていた親友は高校に入って間もなく死んでしまい、その喪失から立ち直れないまま大学生になる。なりゆきで入ったサークルで、大予言を信じる根拠をこと...続きを読む

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