ウィトゲンシュタイン『哲学探究』入門

ウィトゲンシュタイン『哲学探究』入門

1,980円 (税込)

9pt

3.7


後期ウィトゲンシュタインの代表作『哲学探究』をわかりやすく読み解く



『哲学探究』を、ひとりでよんでいくのはとても骨がおれる。最初は、とにかく何をいっているのか、さっぱりわからない。何が問題になっているのかが、そもそもわからないのだ。(中略)この哲学者の思考の癖のようなもの、かれ特有の考え方は、わかっているつもりだ。それを読者のみなさんに経験してもらうのが、本書のねらいだといっていい。

『哲学探究』という本は、そこにかかれている体系や情報を手にするといったやり方からは、もっとも遠い本だ。ウィトゲンシュタインの思考の運動を体験するためだけの本なのである。(「はじめに」より)




(目次)


第1章 語の意味とは何か

(語の種類/第1節, 建築家と助手第2節 ほか)


第2章 言語ゲーム

(Sprachspiel/第7節、言語ゲームの拡張/第8節 ほか)


第3章 語の意味とは、その使用である

(語の意味/第38節/第40節/第43節、家族的類似/第65節/第66節/第67節/第69節/第70節/第71節)


第4章 私的言語

(ひとりごとしかいわない人たち/第243節、痛み/第244節 ほか)

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ウィトゲンシュタイン『哲学探究』入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    言葉について。語の意味に対する態度として、考えるのではなく見ることが大事。考えるというのは数学の問題を解くようにある結果を目指すことであり、見ることというのはただ見ているだけ。言葉の意味を理解するには、言葉のシャワーを浴びろという認識をした。

    0
    2020年01月27日

    Posted by ブクログ

    ウィトゲンシュタインは、難解な哲学者である。

    が、難解さが、他の哲学者とちょっとちがう。
    そもそも、何を問題にしているのか、すら分からないのだ。

    それでも、「論理哲学論考」は、まだ、言わんとすることは、なんとなく分かる。
    とくに、最後のほうの結論部分は、衝撃的で、「お〜、かっちょいい!」と思う。

    0
    2017年04月30日

    Posted by ブクログ

    難しいが、哲学と言語学の知識が少しあれば、何とかついていけるかも。赤ちゃんの言語習得に関する知識があればなおいいかも

    0
    2023年06月15日

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