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Posted by ブクログ
パソコンの仕組みや歴史には以前から興味があってその関連するものに知識があるつもりでいたので、半導体についてもそれなりに知識があるつもりでいた。しかし本書を読み、自分が思っていたより半導体に知らなかったと感じたので、本書は私にとって有益な一冊なのだと思った。
少々驚いたのは、半導体黎明期に「トランジスタ・ガール」と呼ばれた視力の良い女子工員たちが製造に携わっていたことだ。こうした製造現場は男性が中心だと思い込んでいたため、やや意外な発見であった。
また、半導体は「産業の米」と称され、現代では経済安全保障の要とまで言われる存在だが、日本人の関心は決して高いようには自分には思えない。なぜなのだろうと考えながら読み進めたが、その一因は、半導体が製品の「内部」にあり、可視化されにくい点にあるのかもしれない。そう考えると、本書に記されているような歴史や背景は、もっと多くの日本人に共有されるべきだと感じる。
読み進める中で、ICやLSI、マイコン、そしてかつてのビジコンの奮闘など、用語としては知っていても本質を理解できていなかった言葉の背景が次々と明らかになった。メモリ大不況といった事態も、私にとっては新鮮な知識であった。
専門外の読者にも分かりやすく書こうとする著者の姿勢は、奥様に査読を依頼したというエピソードからもよく伝わってくる。内容も専門外の一般の方でも分かりやすく書かれているように思う。
本書でたびたび触れられていたクリス・ミラー著の『半導体戦争』が触れられていたので、この著書も読んでみたいと思った。その著書を併せて読む事で、この分野への理解を更に深める事ができるのであろう。
Posted by ブクログ
日立からソニーに渡り、半導体の黎明期から第一線で活躍、日米半導体協定にも関わった著者による、日立半導体物語。
リアルで面白かったが、専門用語の説明が全くなく、ちょっと興味を持って読んだ人には全く分からないと思う。CMOSって何?NMOSって何?
そもそもマイコンすら、40年前にはパソコンと同義で使われてた言葉なんで、日立がマイコンで頑張ったと言われたって、FMVって日立だっけ?と訳のわからんことを一瞬思ったくらい。
米国との切った張った。
あいつらって、利害が合う間はべったりだが、反すると一転、叩き潰しにくる。ルールによる平等が好きだが、そのルールを自分たちに有利に持っていくのが、ルールだと思ってるから面倒臭い。
今後の、日本半導体復興への提言は、どうでも良いと思った。こういう、頑張って来た人の本て最後はこうなる。
こんなとこで言ってもしょうがないし、誰がやんのよとしか思えなく。
ヤンないからこうなったんでしょ。
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