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Posted by ブクログ
そんなことで、傷つかなくてよかったのに。
ヒロインの絹ちゃんが近くにいたらそう言ってあげたいけれど、そんなことで傷ついて自分を殺してしまうのが若さなんだよねえ。
嘘がダメなわけじゃない。
でもそうだな、やっぱり自分につく嘘はいずれ自分を追い詰めるから、せめて自分にくらいは正直になって大切なものは大切にしてほしいね。若い女の子は特に。
30代も半ばになると少女達の物語を読むとさすがに自分をそこには落とし込めないけれど、かつての自分が黙っていない感もある(笑)
17歳のわたしが彼女に声をかけるとしたらば、
「これ、読んでみてよ」
いつでもいいよって有無を言わさずその時かばんに入ってる本を渡しただろうな。新手のテロぽいけど(笑)
階段途中というタイトルもいいよね。
まさに文字通りの意味でもあるし、心も身体も発展途上中の彼女達にはちょうどいい。
少女と呼ばれる短い時間のうちにこの作品を読んでみたかったなぁ。
それこそ階段途中の段階で、出会っていたら、わたしはどんな言葉で感想を綴ったかしら?
あのころ、出会った主人公達は大人になった今でも時折会いにきてくれるし、わたしも会いに行くから、きっと絹と萌夏も定期的に女子会してるのだろうね。
追記
でもちょっと帯の煽りは違うよね。
これは涙するお話じゃなくて、若い子には教本で、大人には復習ドリルみたいなものだと思うな。
自分の物語を生きることを学べるフィクションという名のテキストだと思う。
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