従属の代償 日米軍事一体化の真実

従属の代償 日米軍事一体化の真実

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4.3


「安全保障を専門とするジャーナリストとして20年以上活動してきた中で、
今ほど戦争の危機を感じる時はありません。」

日本がいつの間にか米国のミサイル基地になっていた……政府の巧妙な
「ウソ」を気鋭のジャーナリストが見破る!現代人必読の安全保障論。

「いま、人知れず大変な事態が進行している。米軍が日本全土に対中戦争を想定した、核を搭載可能なミサイルを配備しようとしているのだ! しかも今後、日米の軍事一体化が「核共有」まで進めば、米軍は密約により、その核ミサイルを自衛隊に発射させることも可能になる。この未曾有の難局に、私たち日本人はいったいどう対処すればよいのか? 第一人者布施祐仁による驚愕のレポートと提言に、ぜひ耳を傾けてほしい」
――矢部宏治氏(『知ってはいけない』)

「布施祐仁は、戦後日本の対米従属の戦慄すべき帰結を容赦なく暴き出している。世界の火薬庫と化しつつある東アジアで、我々は戦争屋のお先棒担ぎになるのか、それとも平和の架け橋となるのか、決断の時はいまである」
――白井聡氏(『永続敗戦論』)

● 「台湾有事」をシミュレーション 日本への影響は?
● 日本にミサイルが配備される可能性
● 自衛隊が「米軍の一部」に…「非対称」な軍事関係
● 広がる米中間の溝 核軍拡競争の時代に逆戻りか
● 政府による巧妙な嘘…「核持ち込み密約」の真実
● 「日本有事」を防ぐために――日本がとるべきミサイル・核政策とは?

「戦後安全保障政策の大転換」
その正体は、終わりなき軍備拡張と米国への従属だった――
現代を「新しい戦前」にしないために

【目次】
はじめに
第1章 南西の壁
第2章 中距離ミサイルがもたらす危機
第3章 米軍指揮下に組み込まれる自衛隊
第4章 日本に核が配備される可能性
第5章 日米同盟と核の歴史
第6章 米中避戦の道
おわりに
主要参考文献

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    Posted by ブクログ

    日本は「専守防衛」と「非核三原則」を貫き、保持する軍事力は領土・領空・領海の防衛に必要な最小限のレベルにとどめた上で、ASEANと連携して米中対立を克服し、平和共存の理念に基づく包摂的な国際秩序を形成する外交に全力を尽くすーーーこれが筆者の主張
    日米軍事一体化から台湾有事には日本への攻撃は不可避、戦

    0
    2024年12月04日

    Posted by ブクログ

    日本を取り巻く情勢が変わっているけど、日本政府は大丈夫なの??
    アメリカさんの言う通りだけでやってけない時代ではないかなぁ。

    本文にもあるけど、アメリカの国益と日本の国益は違うからね!政治家の皆さん‼️

    0
    2024年12月15日

    Posted by ブクログ

    2024年62冊目。満足度★★★★☆

    安全保障問題の取材歴25年のジャーナリストが著者

    急速に「戦争ができる国」に変貌しつつある日本の自衛隊の現状等がよくわかる

    どうして今、この様になりつつあるのかの理由は理解できるが、では、今後日本がどうしたら良いのか?何が実際に出来るのか?は一筋縄ではいか

    0
    2024年10月03日

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