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Posted by ブクログ
アメリカの食文化をその起源から歴史、現在そして未来まで考察する。画一的なファストフードだけでない多様なアメリカの食のなんと奥深いことか。
イギリスからの移民と原住民のインディアン、黒人奴隷さらにフランスやメキシコの影響とドイツからの移民、そんな人々の食文化の融合体がアメリカの食文化。
たとえばハンバーガーはひき肉、ピクルス、ケチャップがそれぞれ別々に発展してきたもの。
日本人には寿司のアメリカ進化版のカリフォルニアロールがイメージしやすいだろう。各国の食文化がいつの間に融合している。
こんな歴史とさらにファストフード、ヒッピー起源の自然食なんかが絡んだアメリカ食文化の通説史。
斬新な視点でした。
Posted by ブクログ
<目次>
序章 三つの記憶と一つの未来~アメリカ食文化史の見取り図
第1章 生き続ける非西洋の伝統~食に刻まれたアメリカの原風景
第2章 ファーストフードへの道~産業社会への移行と食の変革の功罪
第3章 ヒッピーたちの食文化革命~蘇生する健康志向とクレオール的創造力
第4章 ファーストフード帝国への挑戦~変わり始めた食の生産・流通・消費
終章 記憶から未来へ~新たなる冒険の始まり
<内容>
アメリカ文化の研究者による、食文化からのアプローチ。さまざまな食べ物のルーツが分って面白い。ハンバーガーやホットドッグ、チリコンカルネやスパム、ピザはなぜ宅配があるのか?コカ・コーラは薬?フードコートの誕生などなど。そしてそこからアメリカ文化や歴史を解読し、将来を見通す。納得の話が多かった。そして、CSAという、地域支援型農業の話は、資本主義に翻弄されている日本の農業や日本の人々にも参考になる話だと思う。
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